AI活用#Claude Code エラー 一覧

Claude Codeのエラー・困りごと一覧|自社で実際に踏んだ症状と直し方の早見表【2026年】

チェック済みの警告マークや歯車、工具などのアイコンが並び、横で社員がノートPCを前に確認している様子
イラスト:AIで作成

この記事の結論

Claude Codeのエラーは、ログイン・使用量上限・会話の長さ・通信の4系統でほぼ引けます。症状→原因→直し方の早見表と、週次上限で検品が止まりモデルを替えて完了させた当社の実例をまとめました。

目次8項目
  1. Claude Codeのエラー一覧|症状→原因→直し方の早見表
  2. 起動・ログインのエラー(`command not found: claude`・401・API キーの上書き)
  3. 上限と混雑のエラー(`You've hit your session limit`・`529 Overloaded`・`Request timed out`)
  4. 会話が長すぎるエラー(`Prompt is too long`・`Autocompact is thrashing`)
  5. エラーは出ないのに困る症状(止まる・許可・英語・URL・MCP)
  6. Claude Codeで作ったツール側で出たエラー(onnxruntime・ElevenLabs・Whisper)
  7. 再発防止と、業務で使うときの注意
  8. よくある質問

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Claude Codeのエラーは、ログイン、使用量の上限、会話の長さ、通信の4系統でほぼ引けます。迷ったら、まずClaude Codeの中で /doctor を実行してください。この記事は、症状から直し方を引く早見表と、僕の会社が実際に踏んだエラーの記録をまとめた一覧です。各症状の詳しい手順は、個別の記事に案内します。

Claude Codeのエラー一覧|症状→原因→直し方の早見表

2026年10月時点の公式のエラー一覧と、当社の作業記録から、よく出るものを表にしました。エラー文は画面に出る英語のままです。Claude Codeは、一時的な失敗なら最大10回まで自動で再試行してからエラーを出します。つまり、エラーが表示された時点で、自動の再試行はもう終わっています。

画面の表示・症状原因まずやること
zsh: command not found: claudeインストール先がPATHに入っていないPATHに ~/.local/bin を足し、ターミナルを開き直す
Not logged in · Please run /loginログインしていない・切れた/login
API Error: 401 Invalid authentication credentials認証情報が無効・期限切れ/status で確認し /login
API Error: 400 ... "This organization has been disabled"古い ANTHROPIC_API_KEY がサブスクより優先されている環境変数を外して起動し直す
You've hit your session limit · resets 3:45pm5時間枠を使い切ったリセットを待つ・/usage で確認
You've hit your weekly limit · resets Mon 12:00am週次枠を使い切った同上。モデルを変えても戻らない
API Error: Repeated 529 Overloaded errorsAPIが混雑している(上限ではない)数分待つ・/model で別のモデルへ
Request timed out10分以内に応答が来なかった送り直す。通信が遅いなら API_TIMEOUT_MS
Unable to connect to APIネット・プロキシの問題回線とプロキシ設定を確認
Prompt is too long会話がモデルの上限を超えた/compact か /clear
Autocompact is thrashing: the context refilled to the limit...大きなファイルや出力が、要約のたびに会話を埋め直す小分けに読ませる・/clear
エラーは無いのに止まる宣言だけで終わる・許可待ち・応答待ち画面の一番下を見て切り分け
毎回「許可しますか」と聞かれる許可ルールの不足・形の不一致許可ルールを足す
日本語で頼んだのに英語で返る言語設定・指示ファイルの不足language設定とCLAUDE.md
URLを読ませると403や空の要約ボット対策・JSで描くページ読む手段を段階的に上げる
昨日まであったMCPが別フォルダで消えるMCPを既定のlocalスコープで登録した--scope user で登録し直す

ここで出てくる言葉を2つ定義しておきます。PATHとは、ターミナルが「打たれたコマンドの本体をどのフォルダから探すか」を決めている一覧のことです。コンテキストとは、Claudeが1回の応答を作るときに読み込む、会話の履歴やファイルの中身をすべて合わせた情報の量のことです。

起動・ログインのエラー(command not found: claude・401・API キーの上書き)

インストールは終わったのに claude が動かない場合、多くはPATHの問題です。ログイン後に401や400が出る場合は、認証情報が切れているか、別の認証方法が優先されています。

公式の手順では、インストーラーはMacとLinuxでは ~/.local/bin/claude に本体を置きます。ここがPATHに入っていないと、Macでは zsh: command not found: claude と出ます。対処は次の順です。

  1. echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc でPATHに足す(bashなら ~/.bashrc)
  2. ターミナルを開き直す(インストールした画面は古いPATHのまま)
  3. それでも動かなければ claude doctor で点検する

インストールの全体の流れはClaude Codeの使い方(インストールから最初の1週間まで)にまとめています。

ログインまわりは、Not logged in · Please run /login と Login expired · Please run /login なら /login だけで直ります。原因が分からないときは、/logout → Claude Codeを閉じる → claude で起動し直してログイン、が公式の「ログインのやり直し」です。

見落としやすいのが、サブスクで契約しているのに API Error: 400 ... "This organization has been disabled" と出るケースです。公式ドキュメントによると、昔の仕事や別の案件で設定した ANTHROPIC_API_KEY がシェルの設定ファイルに残っていて、サブスクのログインより優先されているのが原因です。unset ANTHROPIC_API_KEY で外して起動し、~/.zshrc などから export ANTHROPIC_API_KEY=... の行を消します。どの認証で動いているかは /status で確かめられます。キーが残っていると請求がAPIの従量課金になる点は、Claude Codeの料金と使用量上限の実測で詳しく書きました。

上限と混雑のエラー(You've hit your session limit・529 Overloaded・Request timed out)

この3つは見た目が似ていますが、意味がまったく違います。You've hit your ... limit は自分の使用量の上限、529 Overloaded はAPI全体の混雑、Request timed out は応答が10分以内に返らなかったことを示します。上限だけが「待つかお金を払う」しかない種類です。

使用量上限とは、ProやMaxのプランに設定された、5時間ごとと1週間ごとに使える量の天井のことです。公式のエラー一覧によると、5時間枠と週次枠は全モデル共通なので、モデルを替えても戻りません。一方、You've hit your Opus limit のようなモデル系統ごとの上限は、/model で系統の違うモデルに替えれば続けられます。残りと次のリセット時刻は /usage で見られます。

API Error: Repeated 529 Overloaded errors について、公式のエラー一覧は、使用量の上限ではなく枠にも数えないと説明しています。混雑はモデルごとに数えられるため、数分待つか /model で別のモデルに替えるのが対処です。Request timed out は、既定の待ち時間10分を超えたときに出ます。送り直して直らず、回線やプロキシが遅い環境なら API_TIMEOUT_MS を延ばします。

裏方で実際に起きた例:週次上限で検品が全部止まり、モデルを替えてやり直した

2026年9月29日、社内で開発中のツール(名前と中身はまだ伏せます)の調査と検品を、最上位のFable 5.1(思考の深さhigh)で並行して回していました。途中でFableの週次上限に達し、複数の調査、それらの統合、検品、試作の独立検品がまとめて失敗しました。

その後、同じ入力のままOpus(high)に切り替えて最初からやり直し、すべて完了しています。このとき決めたのは「上限が戻ったら、リリース前の最終チェックのような重要な検品だけはFableでやり直す」というルールです。モデル系統ごとの上限なら、系統を替えれば止まった作業を続けられる、という公式の説明どおりの動きでした。

止まった作業を後から見つけにくい問題は、Claude Codeが途中で止まる・固まる時の切り分けで4種類に分けて書いています。

会話が長すぎるエラー(Prompt is too long・Autocompact is thrashing)

Prompt is too long は、会話と読み込んだファイルの合計が、モデルの読める量を超えたときに出ます。/compact で古いやり取りを要約して縮めるか、/clear で新しい会話にすれば直ります。話題が変わったのに同じ会話を使い続けるのが、一番多い原因です。

公式のエラー一覧が挙げる対処のうち、主なものは次の4つです。

  1. /context で、どのやり取りがどれだけ容量を使っているかを見る
  2. /compact で古いやり取りを要約して縮める
  3. 前の会話が要らなければ /clear で新しい会話にする
  4. /model で、より大きなコンテキストウィンドウを持つモデル([1m] の付いた拡張版)に替える

もう1つ、Autocompact is thrashing: the context refilled to the limit... というエラーがあります。自動の要約自体は成功したのに、大きなファイルやツールの出力が何度もすぐに会話を埋め直したため、Claude Codeが無駄な再試行を止めた、という意味です。ファイルを行の範囲で小分けに読ませる、大きな作業をサブエージェントに分ける、/clear する、のどれかで抜けられます。

当社では、案件が変わったら /clear で会話を分ける「1セッション1案件」をルールにしています。会話を伸ばし続けると、このエラーの手前で使用量も大きく減っていたからです。この実測は料金の記事に載せています。

エラーは出ないのに困る症状(止まる・許可・英語・URL・MCP)

困りごとの半分は、エラー文が出ません。止まったまま動かない、毎回許可を聞かれる、英語で返ってくる、URLが読めない、貼り付けた画像が見つからない、入れたプラグインが出てこない、MCPが見つからない、の7つは当社でも実際に起きました。ここは要点だけ書き、詳しい手順は個別の記事に任せます。

MCPが別のフォルダで見つからない

MCPとは、Claude Codeに外部のツールやサービスをつなぐための共通の接続規格です。公式ドキュメントでは、claude mcp add で登録したサーバーの既定のスコープは local で、追加したプロジェクトの中でしか読み込まれません。

当社は動画編集ソフトの下書きを自動で作るMCPを入れたとき、別のフォルダでClaude Codeを開いたらMCPが無い、という状態になりました。claude mcp get <名前> の Scope: 行で local になっているのを確かめ、claude mcp remove <名前> -s local で外してから、claude mcp add --scope user ... で入れ直して再起動したら直りました。それ以来、社内の手順書では「登録は必ずuser」にしています。Macを買い替えたあとにMCPや自動メモリが消えたように見える場合は、Claude Codeを新しいMacに移行する手順を確認してください。この自動化の全体はCapCutの下書きをClaude Codeで自動化した実録に書きました。GA4などGoogle CloudのデータをMCPでつなぐときに鍵が作れない場合は、サービスアカウントの鍵が作れない時(iam.disableServiceAccountKeyCreation)の対処を見てください。

Claude Codeで作ったツール側で出たエラー(onnxruntime・ElevenLabs・Whisper)

Claude Codeに作らせたツールや、使わせた外部サービスの側でもエラーは出ます。どれも単独の記事にするほどの量はないので、ここに実際の表示と直し方だけ残します。いずれも、Claude Codeの設定ではなく、使ったライブラリやサービスの仕様が原因でした。

表示・症状何をしていたか原因直し方
no available backend found(手前に Failed to resolve module specifier)ブラウザの中でAIの画像処理を動かす小さなツール(onnxruntime-web)推論エンジンのファイルの置き場所を相対パスで指定していた置き場所を絶対URLにする
format not supportediPhoneの写真(HEIC)をブラウザで読み込む使っていた変換ライブラリの中身が古く、新しいiPhoneのHEICを読めない新しい版の変換ライブラリに替える
401 quota_exceeded音声生成サービス(ElevenLabs)のAPIで、声を大量に作るアカウントには残りがあったが、APIキーそのものに上限が設定されていたサービスの管理画面でキーの上限を上げる
無音部分の文字起こしに同じ英語の言い回しや「ん ん ん」が並ぶ音声認識(Whisper)で長い動画を文字起こし無音・環境音で、ありもしない言葉を出す無音の確率が高い区間と定型の言い回しを除外し、映像と突き合わせて判断する
No such filter: 'drawtext'ffmpegで動画に字幕を焼き込む入れていたffmpegに文字を描く機能が入っていなかった文字は編集ソフト側の字幕で描く設計に変える

ブラウザの推論ツールは2026年9月11日、取引先向けに作った写真処理の小道具で踏みました。HEICの件は、Macで作った検証用のHEICでは古いライブラリでも読めてしまい、実機で撮った写真で初めて分かりました。検証には実機のデータを使う、が教訓です。

音声生成の件は2026年10月1日です。生成の途中で 401 が返り、認証が切れたのかと疑いましたが、実際はキーごとの上限でした。いまはキーの上限を外し、生成スクリプトが25本ごとに実際の残高を確かめてから進むようにしています。

再発防止と、業務で使うときの注意

エラーは「どれが出たか」より「次に同じ止まり方をしない仕組み」が大事です。当社では、点検は /doctor、上限は /usage、会話は1案件1セッション、失敗の記録はルールのファイルへ、の4つで回しています。

  1. 最初に /doctor: 公式ドキュメントでは、インストール・設定・拡張機能・コンテキストの使用量をまとめて点検できます。起動しないときは claude doctor、MCPの状態は /mcp です。
  2. 上限は公式の数字で見る: 残量は /usage で確かめます。当社は自前の計算で残量を判断して、枠が半分残っているのに作業を止めた失敗があります。公式の%を画面の下に出しっぱなしにする手順は、Claude Codeの使用量をステータスラインに常時表示する方法にまとめました。
  3. 会話を伸ばさない: 案件が変わったら /clear。続きは引き継ぎメモを書かせ、新しい会話で読ませます。
  4. 起きたことをルールに書く: 同じエラーを2回踏んだら、社内ルールのファイルに1行足します。宣言だけで止まる件も、MCPのスコープの件も、こうしてルールになりました。

業務で使うときの注意も書いておきます。サポートに出す診断用のファイルには注意が要ります。/heapdump が書き出す .heapsnapshot には、会話の全文や認証情報が含まれると公式が警告しています。公開の場に貼らないでください。エラーの相談のためにClaudeの会話を共有リンクにした場合も、リンクを知っていれば誰でも見られます。もし検索に出てしまったときの止め方は、Claudeの共有リンクが検索に出る時の対処にまとめました。また、エラーを直すために許可ルールを広げすぎると、無人で動かすときに危険な操作まで通ってしまいます。直すときは「何を許すか」を1つずつ決めるのが安全です。

アカウントや請求の問題は、Claude Codeの中では直せません。claude.aiにログインし、左下の自分のイニシャルから「Get help」を選ぶのが公式の窓口です。こうした社内ルールの作り方まで含めて、ウラカタのサービス一覧でAI活用の立ち上げを支援しています。

よくある質問

Claude Codeのエラーは、まず何をすれば原因が分かりますか?

Claude Codeの中で `/doctor` を実行するのが最短です。公式ドキュメントでは、インストール・設定・拡張機能・コンテキストの使用量をまとめて点検し、直せるものは確認のうえ直してくれると説明されています。`claude` 自体が起動しないときは、ターミナルで `claude doctor` を使います。

上限のエラーが出たら、モデルを変えれば続けられますか?

上限の種類によります。5時間枠と週次枠は全モデル共通なので、モデルを変えても戻りません。リセット時刻を待つか使用量クレジットを使います。「Opusの上限」「Sonnetの上限」のようにモデル系統ごとの上限なら、`/model` で別の系統に替えれば続けられます。

529 Overloaded が出ると使用量を損しますか?

損しません。公式のエラー一覧では、529はAPIが混み合っているという意味で、使用量の上限ではなく、枠にも数えられないと書かれています。数分おいて送り直すか、`/model` で別のモデルに替えると続けられることが多いです。

引用元・参考にした記事

  1. Error reference出典Claude Code Docs参照
  2. Troubleshooting出典Claude Code Docs参照
  3. Troubleshoot installation and login出典Claude Code Docs参照
  4. Connect Claude Code to tools via MCP出典Claude Code Docs参照

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