AI活用#Claude Code ブラウザ ログイン 保持されない

Claude Codeのブラウザでログインが保持されない時の設定と運用【2026年】

扉の前で会社員が大きな鍵を自分の手で持ち、手前にノートPC、隣で小さなロボットが待っているイラスト
イラスト:AIで作成

この記事の結論

Claude Codeのアプリ内ブラウザは普段のブラウザと別の環境で、保存済みのログインがありません。Cookieを残すKeep cookiesの確かめ方と、2026年8月に当社で次のセッションへログインが残らなかった実例、運用を書きます。

目次7項目
  1. Claude Codeのアプリ内ブラウザでログインが保持されない・毎回ログインになる原因
  2. `Keep cookies` を確かめて、Browserペインにログインを残す手順
  3. 裏方で実際に起きた例:広告の管理画面で、次のセッションにログインが残らなかった
  4. それでも毎回ログインになる時の運用:セッションの最初に、人がBrowserペインへ直接入力する
  5. Browserペインと Claude in Chrome の使い分け
  6. 業務でアプリ内ブラウザにログインさせるときの注意
  7. よくある質問

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Claude Codeのアプリ内ブラウザでログインが保持されないのは、普段のブラウザとは別のまっさらな環境だからです。まず、ブラウザの「⋮」メニューにある Keep cookies を確かめます。それでも毎回ログインになるなら、セッションの最初にログイン画面まで開かせ、IDとパスワードは人が直接入力する運用にします。

Claude Codeのアプリ内ブラウザでログインが保持されない・毎回ログインになる原因

原因は大きく4つあります。確かめやすい順に並べます。先に言葉をそろえておきます。

Browserペインとは、Claude Codeのデスクトップアプリに内蔵されたブラウザのことです。Claudeはこの中でページを読み、クリックや入力などの操作ができます。この記事で「アプリ内ブラウザ」と書いているのは、このBrowserペインです。

Cookieとは、サイトが「この人はログイン済み」と見分けるために、ブラウザの中に保存する小さなデータのことです。これが消えるか、最初から無いと、サイトはログイン画面を出します。

原因1:普段のブラウザとは別の、まっさらなプロファイルで動いている

2026年10月時点の公式ドキュメントには、Browserペインは普段使いのブラウザとは別のまっさらなブラウザプロファイルを使い、保存済みのログインも履歴も無い、と書かれています。普段のChromeで管理画面にログインしていても、Browserペインで同じURLを開くとログイン画面になります。これは不具合ではなく仕様です。

原因2:アプリを終了した後にCookieを残す設定(Keep cookies)を確かめていない

公式ドキュメントによると、Browserペインの「⋮」メニューに Keep cookies という項目があり、アプリを終了した後もブラウザがCookieを残すかどうかを選べます。公式の説明は、開発中に何度もサインインし直さなくて済むように、というものです。

注意したいのは、公式に書かれていない点です。この項目の既定の状態(最初からオンかオフか)は、公式ドキュメントに記載がありません。Cookie以外に何が残るのかも書かれていません。自分の画面で、いまどちらになっているかを見るのが確実です。

原因3:Clear browsing data で保存データを消した

同じ「⋮」メニューには、ブラウザに保存されたデータを消す Clear browsing data があります。これを実行すれば、ログインも消えます。

原因4:サイト側がログインの期限を決めている

サイトによっては、一定の時間でログインを切る作りになっています。これはClaude Codeの仕様ではなくサイト側の作りの話で、ブラウザの設定では延ばせません。

症状から原因を引く早見表

起きていること考えられる原因まずやること
普段のブラウザではログイン済みなのに、ログイン画面が出る別のまっさらなプロファイル(仕様)Browserペインの中でログインする
アプリを開き直すたびにログインが消えるKeep cookies の状態「⋮」メニューで確かめる
昨日まで残っていたのに、急に消えたClear browsing data の実行、またはサイト側の期限消した覚えがあるか確かめ、ログインし直す
セッションを変えるたびにログイン画面になる公式に記載なし(当社でも原因は未確認)下の手順と運用で対処する

なお、Browserペインのログイン状態がセッションどうしで共有されるのか、セッションごとに分かれるのかは、公式ドキュメントに書かれていません。ここは次の章の手順で、自分の環境で確かめるしかない部分です。

Keep cookies を確かめて、Browserペインにログインを残す手順

手順は6つです。項目名は、2026年10月時点の公式ドキュメントで実在を確かめたものだけを書いています。

  1. Browserペインを開く:macOSは Cmd+Shift+B、Windowsは Ctrl+Shift+B です。セッションのタイトルバーにある Browser をクリックしても開けます。
  2. 「⋮」メニューを開き、Keep cookies の状態を見る:アプリを終了した後もCookieを残したいなら、こちらを選びます。
  3. Browserペインの中で、自分でログインする:公式ドキュメントには、ペインの中でサイトにサインインでき、Google OAuthのようなポップアップ型のサインインにも対応すると書かれています。IDとパスワードは、人がペインに直接入力します。
  4. 許可のカードに答える:Claudeが外部のサイトを初めて操作するとき、Allow once・Always allow・Deny のカードが出て、Claudeは選ぶまで待ちます。Always allow はそのサイトの許可をこの端末に保存し、後から設定で取り消せます。許可はサイトごとで、サブドメインも別々です。
  5. 残っているかを自分の環境で確かめる:アプリを終了して開き直す、新しいセッションを始める、の2通りで同じページを開きます。どちらでログインが切れるかが分かれば、原因を絞れます。
  6. それでも毎回ログイン画面になるなら、運用で受ける:後の章の「セッションの最初に、人がログインする」流れに切り替えます。

手順4の許可は「Claudeがそのサイトを操作してよいか」の許可で、ログインとは別のものです。Always allow を選んでも、ログインが残るわけではありません。

裏方で実際に起きた例:広告の管理画面で、次のセッションにログインが残らなかった

ここからは、僕の会社(株式会社UrakaTA)の記録です。社内ルールと棚卸しの報告から転記しています。

2026年8月21日:ログインが要る作業も、まずBrowserペインで済ませると決めた

普段使いのブラウザをAIが動かすと、作業中の画面が急に操作されます。僕はそれを望んでいません。そこでこの日、ブラウザを使う作業は原則すべてBrowserペインで済ませる、というルールにしました。ログインが要るページも、まずBrowserペインの中でログインします。

同じ日に実測:前のセッションでログイン済みでも、新しいセッションでは未ログインだった

ルールを決めた日に、ログインがどこまで残るかを確かめました。広告の管理画面で試したところ、前のセッションでログインを済ませていても、新しいセッションで開くと未ログインの状態でした。セッションをまたぐと、Browserペインのログイン状態は引き継がれなかった、というのが当社の記録です。

正直に書いておくと、この記録には足りない点が3つあります。

  • そのとき Keep cookies がどちらになっていたかは、記録に残っていません。 未確認です。
  • セッションの間にアプリを終了したかどうかも、記録に残っていません。
  • 試したサイトは1つだけです。 ほかのサイトでも同じになるかは確かめていません。

なので「Browserペインは、セッションをまたぐと必ずログインが消える」とは言えません。言えるのは、当社の環境でその日そうなった、というところまでです。原因も断定していません。確かめるのにかかった時間も記録していないので、ここには書きません。

直し方:原因を追うのをやめ、セッションの最初にログインする流れを標準にした

当社は、原因を突き止めるより先に、運用で受けることにしました。ログインが要る作業では、毎回セッションの最初に、Claudeがログイン画面まで進めます。そこで人に入力を頼みます。これを標準の流れにしました。

2026年9月3日の社内スキルの棚卸しでは、URLを読む手順書に「ログインがどこまで残るかは、まだ確かめていない」という趣旨の古いメモが残っているのを見つけました。これを、上の実測結果と標準の流れに書き換えています。実測した結果を手順書に戻すところまでやらないと、次に同じ確認をもう一度やることになります。

それでも毎回ログインになる時の運用:セッションの最初に、人がBrowserペインへ直接入力する

設定で直らない場合も、流れを決めておけば困りません。当社のルールは次のとおりです。

  1. ログインが要る作業は、セッションの最初にログインを済ませる:途中で止まるより、最初に1回止まるほうが作業が読めます。
  2. Claudeがログイン画面まで開く:URLを開き、ログインフォームが出たところで止まって、人に声をかけます。
  3. IDとパスワードは、人がBrowserペインをクリックして直接入力する:Claudeがパスワードを受け取ること、Claudeが入力すること、チャットに貼ることは、どれも禁止です。
  4. CAPTCHAと2段階認証も、人がペインの中で操作する:CAPTCHAとは、人間かどうかを確かめる画像やチェックの問題のことです。
  5. ログインが済んだら、Claudeが同じセッションの中で作業を続ける:ログイン済みの状態は、そのセッションの中では使えます。

Googleアカウントでのログインは、当社のルールでは例外にしています。2026年8月21日の時点で、埋め込みのブラウザからのGoogleログインは弾かれることが多い、と記録しているためです。その場合は、APIやMCP(AIと外部サービスをつなぐ連携の仕組み)でつなぐか、人の明示OKを取ってから普段使いのブラウザを使います。一方で、2026年10月時点の公式ドキュメントには、Google OAuthのようなポップアップ型のサインインもペインの中でできると書かれています。いまの版で当社がやり直した確認はまだ無いので、まずペインの中で試し、通らなければ別の手段に回す、という順番で十分です。

Browserペインと Claude in Chrome の使い分け

公式ドキュメントは、2つをはっきり分けています。Browserペインは、アプリの制作や動作確認と、本人であることが要らないサイト向けです。ログイン済みの本人としてClaudeに動いてほしいときは、Claude in Chromeを使う、という案内です。

Claude in Chromeとは、普段使いのブラウザに入れる拡張機能で、Claude Codeからそのブラウザを操作できるようにするものです。

比べる点Browserペイン(アプリ内ブラウザ)Claude in Chrome
ログイン状態まっさらなプロファイル。保存済みのログインは無い普段のブラウザのログイン状態を共有する
ログインのしかたペインの中で人がサインインするすでにログイン済みのサイトにはそのまま入れる
ログイン画面・CAPTCHAに当たったときCAPTCHAの突破は人の入力なしには行わない止まって、人に操作を頼む
画面の動きアプリの中のペインで動く普段のブラウザの見えるウィンドウで動く
当社の位置づけ既定。まずこちらで済ませる最終手段。使う前に人の明示OKを取る

当社がBrowserペインを既定にしているのは、普段使いのブラウザをAIに動かされないためです。毎回ログインする手間は増えますが、仕事中の画面を守れるほうを取りました。Claude in Chromeを使う場面で、スプレッドシートに日本語が入らないときはClaude in Chromeで日本語が入力できない時の回避策を見てください。

業務でアプリ内ブラウザにログインさせるときの注意

パスワードは、AIにもチャットにも渡さない。 入力は人がペインに直接行います。チャットに貼ったパスワードは会話の記録に残ります。

共有のパソコンでは、Keep cookies を使うかを先に決める。 Cookieを残せば、次にアプリを開いた人もログイン済みの状態で開ける可能性があります。作業が終わったら Clear browsing data で消す、と決めておくと安全です。

ログイン済みのページでClaudeに何をさせるかを決めておく。 公式ドキュメントによると、許可済みのサイトでも、Claudeは人の入力なしに買い物、アカウントの作成、CAPTCHAの突破を行いません。外部のページでのクリックや入力は、どの権限モードでも安全確認の対象になり、引っかかると確認画面が出ます。管理画面で数字を見るだけなのか、設定の変更までさせるのかは、頼む前に言葉にしておきます。

実ブラウザや画面操作のツールは、確認なしで動かないようにする。 当社は、普段使いのブラウザを操作するツールと、画面全体を操作するツールについて、使う前に必ず承認の確認画面が出る設定にしています。確認画面の出し方と減らし方は、Claude Codeで毎回許可を聞かれる原因と設定にまとめました。

無人の定期実行では、ログインが要る作業をさせない。 人がいないと、ログイン画面でも許可のカードでも止まったままになります。当社は、無人の実行ではブラウザを使わないルールにしています。

ログインの手前で読めないときは、別の記事へ。 ログイン以前に、URLを渡してもページが読めない場合は、Claude CodeでURLが読めない時の4段の手順に切り分けを書いています。ほかの困りごとは、Claude Codeのエラー・困りごと一覧から症状で引けます。

AIにどこまで任せ、どこから人が手を動かすか。この線引きを社内のルールとして書き、AIに毎回読ませる形にしたい方には、下のセミナーで作り方をお伝えしています。

よくある質問

アプリ内ブラウザに普段のChromeのログインは引き継げますか?

引き継げません。公式ドキュメントでは、Browserペインは普段のブラウザとは別のまっさらなプロファイルで、保存済みのログインも履歴も無いと説明されています。ログイン済みの状態で作業させたいときは、ペインの中で自分がログインするか、Chrome拡張のClaude in Chromeを使います。

Keep cookiesをオンにすれば再ログインは不要ですか?

そこまでは言い切れません。公式が書いているのは、アプリを終了した後もCookieを残すかを選べる、というところまでです。既定の状態や、セッションごとの扱いは書かれていません。サイト側が決めているログインの期限も、この設定では延びません。

IDとパスワードをClaudeに伝えて入力させてもいいですか?

当社は禁止にしています。Claudeにはログイン画面まで開かせ、IDとパスワードは人がBrowserペインに直接入力します。チャットに貼ることもしません。CAPTCHAと2段階認証も人が操作します。公式も、CAPTCHAの突破は人の入力なしには行わないと説明しています。

引用元・参考にした記事

  1. Desktop application出典Claude Code Docs参照
  2. Use Claude Code with Chrome出典Claude Code Docs参照

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