AI活用#Claude Code 料金

Claude Code料金はいくら?Max 20x実録【2026年】

使用量メーターやグラフが並ぶ画面を見ながら、ノートPCとコインの横で費用を確かめる経営者のイラスト
イラスト:AIで作成

この記事の結論

Claude Codeの料金はPro月20ドル、Maxが月100ドルと200ドル。Max 20xで毎日回しても週の半ばで週次枠の6〜7割を使っていた実測をもとに、上限の仕組み、業務量別のプラン選び、枠を食う原因と節約法をまとめました。

目次8項目
  1. Claude Codeの料金はいくら?2026年10月時点のプラン比較
  2. API従量課金とサブスクは何が違う?
  3. 5時間と週次の利用上限はどう効くのか?
  4. Max 20xで毎日回すと、枠はどれくらい減るのか?
  5. 枠を食う原因と節約のコツは?(実測つき)
  6. どのプランを選ぶべきか?業務量別の判断表
  7. まとめ
  8. よくある質問

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Claude Codeの料金は、2026年10月時点でPro月20ドル、Max 5x月100ドル、Max 20x月200ドルです。ただ実際に効くのは金額より使用量の上限でした。僕の会社はMax 20xで毎日回しても、週の半ばで週次枠の6〜7割を使っていました。プランの選び方、枠を食う原因の実測、節約法までまとめます。

Claude Codeの料金はいくら?2026年10月時点のプラン比較

2026年10月時点の公式料金表では、Claude Codeが使えるのは月20ドルのPro、月100ドルのMax 5x、月200ドルのMax 20x、チーム向けのTeamとEnterpriseです。無料プランでは使えません。プランごとの違いは機能より「使える量」で、Maxは5時間あたりの使用量がProの5倍か20倍になります。

Claude Codeとは、Anthropicが提供する、ターミナルやデスクトップアプリからClaudeに作業そのものを任せるためのツールです。チャットで答えをもらうのではなく、ファイルを読み、書き換え、コマンドを実行するところまでを任せられます。僕の会社ではコードを書く用途より、広告レポートの集計、LPの修正、請求書の作成、記事の下書きといった事務と制作の実務に使っています。

まず個人向けプランを表にします。金額は公式の料金ページとヘルプセンターの記載で、ドル建てです。

プラン月額(ドル)使える量の目安(公式表現)Claude Code向く人
Free0日常の質問向けの基本量使えないClaudeのチャットを試したい人
Pro20(年払いなら月17)5時間あたりFreeの5倍以上使えるClaude Codeを試す人、週に数回使う人
Max 5x1005時間あたりProの5倍使える平日ほぼ毎日、1人で業務に使う人
Max 20x2005時間あたりProの20倍使える1日中、複数の作業を並行で任せる人

チームで契約する場合はTeamプランになります。標準シートは年払いで1人月20ドル(月払いなら25ドル)です。プレミアムシートは年払いで1人月100ドル(月払いなら125ドル)で、標準シートの5倍の使用量があります。Enterpriseは1人月20ドルの基本料にAPI単価の従量分が加わる形で、年払いのみです。なお2026年10月7日から、MaxとTeamには毎月のAPIクレジットが付きます。ただしClaude Codeには使えないので、後の章で詳しく書きます。

日本から契約したときの請求通貨や消費税の扱いは、契約画面の表示で確認してください。料金表はドルで書かれているので、為替によって毎月の円の請求額は少し動きます。

ChatGPT側の料金と上限を並べて比べたい方は、ChatGPTとClaudeの比較|両方課金の使い分けに分けています。

もう1つ押さえておきたいのが、使えるモデルの違いです。最上位のFableモデル(Fable 5と5.1)は、Maxプランなら週次枠の50%まで追加料金なしで使えます。Proではプランの使用量に含まれず、使う場合は使用量クレジットでの支払いになります。重い設計判断や長時間の自律作業をFableに任せたい人は、この時点でMaxが前提になります。

API従量課金とサブスクは何が違う?

違いは「定額で上限つき」か「使った分だけ青天井」かです。ProやMaxは月額が固定で、その代わりに5時間と週単位の上限があります。API従量課金は上限で止まらない代わりに、処理したトークン量に単価を掛けた額がそのまま請求されます。毎日人が使うならサブスク、システムに組み込んで自動で回すならAPI、というのが基本の分け方です。

API従量課金とは、Claudeが読み書きした文字量(トークン数)に、モデルごとの単価を掛けて請求する料金方式です。トークンとは、AIが文章を読み書きするときに数える最小単位のことで、文字数とはおおむね比例します。公式の料金表では、主要モデルの単価は次の通りです(100万トークンあたり、2026年10月時点)。

モデル入力出力キャッシュ読み込み
Fable 5.110ドル50ドル0.25ドル
Opus 5.54ドル20ドル0.20ドル
Sonnet 5.52ドル10ドル0.10ドル
Haiku 5.5(10万トークン以下の指示)0.10ドル0.50ドル0.01ドル

Sonnet 5.5のキャッシュ読み込みは、2026年10月7日に0.20ドルから0.10ドルへ値下げされました。同じ日に出た軽量モデルのHaiku 5.5は、1回に送る量で単価が変わる珍しい料金体系で、10万トークンを超える指示では入力0.50ドル・出力2.50ドル・キャッシュ読み込み0.05ドルになります。前の世代のHaiku 4.5(入力1ドル・出力5ドル)も、公式の料金表には引き続き載っています。

表の右端の「キャッシュ読み込み」が、Claude Codeの費用を考えるうえで一番大事な列です。プロンプトキャッシュとは、同じ会話の中で何度も送る前提情報を一時保存し、2回目以降を安い単価で読み直す仕組みです。Claude Codeは1回質問するたびに、それまでの会話をまるごと送り直しています。なので実際の消費の大半は、新しく書いた指示ではなく、この「読み直し」で発生します。後の章で実測を出します。

では、サブスクはAPIと比べてどれくらい得なのか。僕の会社の実測で換算してみました。2026年9月29日時点で、Max 20xの週次枠を58%使った分を、公式のAPI単価で計算し直すと約1,020ドルでした。計算方法は、Claude Codeが手元に残す会話ログのトークン数を、重複を除いて集計したものです。単純に伸ばすと、週次枠を使い切ったら週1,750ドル前後、月に直すと7,600ドル前後になります。主に使っていたのはOpus 5.5で、claude.aiでの利用は含めていないので、実際はこれより多い計算になります。

月200ドルの定額で、API換算なら月7,000ドルを超える量を使えている。これが毎日使う人にとってのサブスクの実態です。公式ドキュメントでも、企業でClaude Codeを使った場合の平均は開発者1人あたり稼働日1日約13ドル、月150〜250ドルと紹介されています。業務の大半をClaude Codeに任せる使い方だと、この平均よりかなり上振れします。

ここで1つ、実際に勘違いしやすい落とし穴があります。環境変数 ANTHROPIC_API_KEY を設定していると、Claude Codeはサブスクではなくそのキーで認証し、全量がAPI課金になります。公式ヘルプにはっきり書いてある仕様です。ネット上には「Maxの上限を超えたらAPIに自動で切り替わる」という説明も見かけますが、そういう仕組みではありません。僕はこの説明を検証したとき、そのまま設定していたら月7,000ドル級の請求になっていたと分かってぞっとしました。

上限を超えて使い続けたいときの正規ルートは、使用量クレジットです。使用量クレジットとは、ProやMaxの上限を超えた分を、APIの標準単価で前払い購入して使う仕組みです。Claude Codeでは /usage-credits から設定画面を開けます。月の支出上限や自動チャージを設定でき、1日に使える額は2,000ドルまでです。

クレジットには見落としやすい注意点もあります。サブスク内ではキャッシュの保存期間が1時間ですが、クレジットを使っている間は5分に縮みます。つまり5分以上手を止めると、次の質問で会話全体を高い単価で送り直すことになります。クレジットは「どうしても今日中に終わらせたい」ときの非常口として使い、毎日の常用はプランで賄うほうが安く済みます。

MaxとTeamに付く月次APIクレジットはClaude Codeに使えない

2026年10月7日の発表で、MaxとTeamのプランに毎月のAPIクレジットが付くようになりました(数日かけて順次反映)。金額はMax 5xが月100ドル、Max 20xが月200ドル、Teamは標準シート1人20ドル・プレミアムシート1人100ドルの合算で、上限は月500ドルです。ProとEnterpriseは対象外です。

ここで間違えやすいのが使い道です。公式ドキュメントの対象表では、このクレジットが使えるのはClaude API、Claude Managed Agents、Claude Agent SDK、Playgroundで、Claude Codeと、アプリの使用量クレジット(上限超えの支払い)には使えないと明記されています。プランの5時間枠や週次枠も増えません。余ったクレジットは翌月に繰り越されず、請求の区切りごとに消えます。

受け取るには、claude.aiの設定の「請求」(Teamは組織設定の「請求」)からClaude Console(API用の管理画面)の組織を1つ紐付けます。契約から7日たつと受け取れるようになり、紐付け先はあとから自分では変えられません。僕の会社のようにMax 20xで毎日Claude Codeを回している場合、この200ドルは「Claude Codeの枠の足し」ではなく、夜間の自動処理や自社ツールをAPIで動かす費用に回すものだと考えると整理しやすいです。

5時間と週次の利用上限はどう効くのか?

上限は2段構えです。1つは5時間ごとにリセットされるセッション上限、もう1つは週に1回決まった時刻にリセットされる週次上限です。5時間枠は短時間に使いすぎるのを止め、週次枠は1週間の総量を止めます。毎日使う人が実際にぶつかるのは週次枠のほうで、5時間枠に余裕があっても週次枠が尽きればその週は止まります。

5時間枠とは、使い始めてから5時間のあいだに使える量の上限で、時間が経つと満タンに戻る枠のことです。公式の料金表には「すべてのプランに5時間のセッション上限があり、有料プランにはさらに週次の上限がある」という趣旨が明記されています。

週次枠とは、ProとMaxに設定されている1週間あたりの総量の上限で、全モデル共通で数えられます。リセットの曜日と時刻はアカウントごとに決まっています。週次枠が尽きたときの選択肢は、リセットを待つ、使用量クレジットを使う、プランを上げる、のいずれかです。

ここで大事なのが、ProとMaxの上限は「ClaudeのチャットとClaude Codeで共通」だという点です。公式ヘルプでも、両方の利用が同じ上限にカウントされると説明されています。昼間にブラウザのClaudeで長いPDFを読ませた日は、夜にClaude Codeで使える量がそのぶん減ります。

Maxプランでは、Fableモデルの使い方にも注意が要ります。Fableは週次枠の50%まで使えますが、ほかのモデルより速く枠を減らします。僕の会社では全体の週次枠とは別に、Fable分の使用率も毎日見るようにしています。全体には余裕があるのに、Fable分だけ先に尽きることが実際にあったからです。

なお、上限そのものは時々見直されています。2026年5月6日のAnthropicの発表では、Claude Codeの5時間枠が2倍に引き上げられました。対象はPro、Max、Team、シート型のEnterpriseです。この記事は毎月更新する前提で書いていますが、契約前には公式ページの最新表記を確認してください。

自分の残量は、Claude Codeなら /usage で確認できます。ブラウザならClaudeの「設定」から「使用量」を開くと、5時間枠と週次枠の進み具合がバーで表示されます。/usage では最近の消費がスキル、サブエージェント、プラグイン、MCPサーバーのどれに使われたかの内訳も見られます。「何に使われているか」を見る入口として、まずここを開く習慣をつけるのがおすすめです。画面を開かずに5時間枠と週次枠の%を常に見ておきたい場合は、Claude Codeの使用量をステータスラインに常時表示する方法に手順を書きました。

Max 20xで毎日回すと、枠はどれくらい減るのか?

僕の会社では、Max 20xでも週の半ばの水曜日に週次枠の60〜70%を使っていました。このペースだと木曜前後に枠が尽き、週末のリセットまで作業が止まります。原因を実測したところ、使っている量の大半は新しい指示ではなく、長い会話を毎回まるごと送り直すことによる消費でした。プランを上げる前に、使い方で減らせる部分がかなりありました。

僕の会社はマーケティング支援の会社で、エンジニアはいません。広告運用、LP制作、SNS運用、経理の下準備といった実務を、Claude Codeに毎日任せています。社内のルールや過去の判断は、Claude Codeが毎回読み込むノート群(社内では「第二の脳」と呼んでいます)にまとめています。この運用の全体像はClaude Codeで会社を「第二の脳」にする経営者向けガイドに書きました。

どれくらい使っているかを数字で出します。2026年9月16日に、手元のClaude Codeの会話ログを集計しました。直近7日で201セッション、11,655回のやり取りがありました。1セッションの平均は96.7往復で、一番長いものは1,761往復まで伸びていました。

困っていたのは、Max 20xでも足りないことです。2026年9月中旬の時点で、水曜日には週次枠の60〜70%を使っていました(Claude Codeの使用量表示で確認)。9月29日の夕方には週次枠が69%で、リセットまで4日18時間残っていました。週の約3割しか経っていないのに約7割を使っている計算なので、需要は枠の約2.2倍あったことになります。同じ時点で、Fable分の使用率は96%でした。

消費の内訳は「読み直し」が9割だった

集計で一番意外だったのは、お金の使われ方の内訳です。直近30日の25,713リクエストをAPI単価に換算すると、キャッシュ読み込みが59%、キャッシュ書き込みが29%、出力はわずか12%でした。新しく入力した文章の分は、ほぼ0%です。

つまり消費のほぼ9割は、「これまでの会話と前提資料を毎回読み直す」ことに使われていました。1リクエストあたりの平均コンテキストは約20万4,000トークンです。僕が1文字も打つ前のセッション開始時点で、すでに中央値で約9万トークンが積まれていました。短い質問を1つするだけでも、20万トークン分の読み直しが毎回走っていたわけです。

コンテキストとは、Claudeが1回の応答を作るときに読み込む情報の総量のことです。会話の履歴、読み込んだファイル、ツールの実行結果、社内ルールのファイルがすべて含まれます。公式ドキュメントにも、長く開いたセッションでは1行の質問でも会話全体の分の使用量がかかると書かれています。

上位10セッションだけで消費の約半分

もう1つの発見は、消費の偏りです。直近7日のキャッシュ読み込みは合計23.7億トークンで、そのうち上位10セッションだけで49%を占めていました。201セッションのうちたった10本が、全体の約半分を食っていたことになります。

その10本は、どれも話題が変わっても同じ会話を使い続けていたセッションでした。朝に広告レポートを作り、昼にLPを直し、夕方に請求書を作る。これを1つの会話でやると、夕方の請求書作業のたびに、朝の広告データと昼のLPのコードまで読み直すことになります。

使っていないつもりの高いモデルが裏で動いていた

Fable分が96%まで減っていた原因も、9月28日の調査で分かりました。直近7日のFableの3,815回の応答は、100%がワークフロー機能から呼ばれたサブエージェントのものでした。僕が自分でFableを選んで使った分ではありません。

サブエージェントとは、メインの会話から切り出した作業を別の文脈で処理させる、Claude Code内の下請け担当のような仕組みです。作業手順の台本の中で、全工程にFableが指定されていたのが原因でした。高いモデルは検証や監査の工程だけに絞れば済む話で、追加のお金をかけずに直せる種類の問題です。

枠を食う原因と節約のコツは?(実測つき)

一番効くのは、話題が変わったら会話をリセットすることと、常に読み込まれる前提情報を減らすことです。僕の実測では、消費の約9割が会話と前提の読み直しでした。それに対し、思考の深さを示すeffort設定を下げても3〜6%しか減りません。モデルを1段下げるより、毎回送っている量そのものを減らすほうが効きます。

2026年9月16日から、実測をもとに次の対策を入れました。効き目の大きい順に並べます。

対策やったこと実測・試算での効き
使わないプラグインを止める21個のうち60日間使用0回の18個を無効化説明文だけで毎セッション約4万トークン → 約3.96万トークン減
話題が変わったら会話をリセット案件が変わったら /clear で新しい会話にする上位10セッションで消費の49%を占めていた部分に効く
軽い作業は軽いモデルへ一覧化・整形・検索はHaikuのサブエージェントに回す出力のうちSonnetとHaikuは2.4%だった → 35%以上が目標
大きなファイルを丸ごと読ませない読み込み結果の上限を設定し、必要な行だけ読む1回の読み込み結果は平均197KBあった
スクリーンショットを減らす画面確認は文字情報の取得を基本にする30日で7,011枚が会話に混ざっていた
effortを下げる既定をxhighからmediumへ3〜6%(出力が費用の12%しかないため)

使っていない拡張機能が毎回4万トークンを読ませていた

一番効いたのは、使っていないプラグインの整理でした。プラグインとは、Claude Codeに機能を追加する拡張パッケージのことです。入れているだけで、その説明文がセッションごとに読み込まれます。僕の環境では21個のプラグインの説明文だけで40,198トークンありました。その中の18個は、過去60日間で一度も使われていません。

18個を止めると、1セッションあたり39,601トークン減りました。1週間の11,655往復に掛けると、約4億5,000万トークン分の読み直しが消える計算です。何もしなくても毎回払っていた固定費を削った、という感覚に近い対策でした。

話題が変わったら会話をリセットする

2つ目は、案件が変わったら /clear で会話をリセットする運用です。公式ドキュメントも、関係のない作業に移るときは /clear で新しく始めるよう勧めています。古い文脈は、その後のすべてのメッセージでトークンを無駄にするからです。

僕の会社では「1セッション1案件」をルールにしました。続きの作業は、前の会話を伸ばすのではなく、引き継ぎメモを書かせて新しい会話で読ませます。1セッションの平均96.7往復を40往復以下にすることを目標にしています。

軽い作業は軽いモデルのサブエージェントへ回す

3つ目は、作業の重さでモデルを使い分けることです。実測では、出力の97.3%がOpusとFableで、SonnetとHaikuはわずか2.4%でした。ファイルの一覧化や表の整形にまで、一番高いモデルを使っていたわけです。

いまは、一覧化・整形・検索といった軽い作業はHaikuで動くサブエージェントに任せ、通常の制作はOpus、設計の判断や最終チェックだけをFableにしています。Claude Codeでは、サブエージェントごとにモデルを指定できます。ルールとして決めておけば、毎回考えなくてもAIが自分で振り分けます。

ちなみにメインの会話のモデルは、AIが自分で切り替えることはできません。切り替えるのは人間の /model の操作です。なので僕は、軽い用事だけの日は最初から軽いモデルで起動する習慣をつけています。

モデルを下げるより、送る量を減らすほうが効く

意外だったのは、モデルを下げたときの効き方です。9月16日に、その週の実際の使用量をそのまま各モデルで回した場合を試算しました。Fableを基準にすると、Opus 5に落としても22%しか減らず、Sonnet 5まで下げて初めて69%減りました。理由は先ほどの内訳で、費用の6割がキャッシュ読み込みだったからです。当時はキャッシュ読み込みの単価がFable 5.1よりOpus 5のほうが高く、入出力の単価表だけでは判断を誤る状況でした。

その後Opus 5.5が出て、キャッシュ読み込みの単価は100万トークンあたり0.20ドルになっています。今同じ試算をすると数字は変わるはずです。ただ「消費の大半は読み直しなので、送る量を減らすのが先」という結論は変わらないと見ています。

自前の目安より、公式の使用率を見る

最後に、失敗談を1つ書いておきます。僕は消費を自動で抑えるために、使用量がしきい値を超えると重い作業を止める仕組みを自作しました。ところが、自前で決めた予算の目安が実際の週次枠と合っていませんでした。公式の使用率は全体で47%だったのに、自前の計算では116%と判定され、枠を半分以上残したまま重い作業を止めていたのです。

この仕組みは9月19日に止めました。教訓は、残量の判断には自前の推定ではなく、/usage の公式の数字を使うことです。節約の仕組みは、仕事を止めるためではなく、ムダに気づくために使うべきでした。

失敗の記録を仕組みに変える考え方は、AI導入の失敗事例7つでも詳しく書いています。

どのプランを選ぶべきか?業務量別の判断表

選び方の基準は、上限に何回ぶつかるかです。週に数回の利用ならPro、平日ほぼ毎日1人で使うならMax 5x、1日中複数の作業を並行で任せるならMax 20xが目安になります。システムに組み込んで自動で回す用途はAPI従量課金です。迷ったら安いプランで始め、上限で止まる回数が週に何度も出てから上げれば、ムダな出費になりません。

ここでいう「業務量」は、作業時間ではなく、Claude Codeに読ませる量の多さで考えるのがコツです。同じ1時間でも、短いメールの下書きと、大量のファイルを読ませるサイト改修とでは、減る枠がまったく違います。

業務量の目安使い方の例おすすめ判断のポイント
お試し・週に数回議事録の整形、短い資料の下書きPro(月20ドル)まず向き不向きを確かめる。Fableは含まれない
平日ほぼ毎日・1人毎日のレポート集計、LPの軽い修正Max 5x(月100ドル)Proで5時間枠に週何度も当たるなら切り替え時
1日中・並行作業複数案件の制作、長時間の自律作業、Fableの常用Max 20x(月200ドル)僕の会社はこれでも週の後半に枠が尽きた
複数人で使う社員それぞれが毎日使うTeam(標準・プレミアム)1人1シートの契約。標準とプレミアムで使える量が5倍違う
システムに組み込む夜間の自動処理、自社サービスへの組み込みAPI従量課金上限で止まらない代わりに請求額の管理が必要

選ぶときに見落としやすいのが、チャットとの共有枠です。Claude Codeだけでなく、ブラウザのClaudeでも長い資料を読ませる人は、1つ上のプランを選んでおくほうが安全です。

Fableを使うかどうかも分かれ目になります。Proでは使用量クレジットでの支払いになるので、Fableを日常的に使うならMaxが前提になります。

上限を超えたときの判断も決めておくと迷いません。たまに超えるだけなら使用量クレジットで足ります。ただ毎週超えるなら、それはプランが合っていないサインです。僕の会社の換算では、週次枠1本分をクレジットで買うと月7,600ドル前後になります。月200ドルのMax 20xとは桁が違います。

この記事の数字は、マーケティング会社1社の実測です。業種や使い方が違えば消費の形も変わるので、自社の数字は /usage で確かめながら決めてください。弊社では、こうした運用ルールの作り方まで含めてAI活用の立ち上げを支援しています。詳しくはウラカタのサービス一覧をご覧ください。

まとめ

  • Claude Codeの料金は、2026年10月時点でPro月20ドル、Max 5x月100ドル、Max 20x月200ドル。無料プランでは使えない
  • 上限は5時間枠と週次枠の2段構えで、ClaudeのチャットとClaude Codeで共通。毎日使う人がぶつかるのは週次枠のほう
  • ANTHROPIC_API_KEY を置くと全量がAPI課金になる。上限を超えたときの正規ルートは使用量クレジット
  • 2026年10月7日からMaxとTeamに月次APIクレジット(Max 5xは100ドル、Max 20xは200ドル)が付くが、Claude Codeには使えず、枠も増えない
  • 僕の会社ではMax 20xでも水曜に週次枠の6〜7割を使っていた。消費の約9割は会話と前提の読み直しだった
  • 節約は、使わない拡張を止める、話題が変わったら会話をリセットする、軽い作業は軽いモデルへ回す、の順で効く

よくある質問

Claude Codeは無料プランでも使えますか?

使えません。2026年10月時点の公式料金表では、Claude Codeが含まれるのは月20ドルのPro以上です。試すだけならProで十分で、毎日の業務で使い始めて上限に何度も当たるようになってから、Maxへの切り替えを考えれば間に合います。

Claude Codeの使用量はClaudeのチャットと別枠ですか?

別枠ではありません。ProとMaxの使用量上限は、ブラウザやアプリのClaudeとClaude Codeで共通です。昼間にチャットで長い資料を読ませた日は、そのぶんClaude Codeで使える量も減ります。両方を使う人ほど、上位プランを選ぶ理由が強くなります。

上限に達したら追加料金を払えば使い続けられますか?

使い続けられます。ProとMaxには使用量クレジットがあり、上限を超えた分をAPIの標準単価で支払う仕組みです。月の支出上限や自動チャージも設定できます。ただし毎日使う量をクレジットで賄うと、上位プランより割高になりやすいので、常用するなら先にプランを見直す方が安く済みます。

環境変数にAPIキーを置いておくとどうなりますか?

サブスクではなくAPIの従量課金で請求されます。公式ヘルプによると、ANTHROPIC_API_KEYが設定されているとClaude Codeはそちらで認証し、プランの使用量は使いません。「上限を超えたらAPIに自動で切り替わる」という仕組みではない点に注意してください。

上限に達したらモデルを変えれば使い続けられますか?

5時間枠と週次枠に達した場合は、モデルを変えても戻りません。この2つは全モデル共通の枠だからです。表示されるリセット時刻を待つか、使用量クレジットを使います。ただし「Opusの上限に達しました」のように特定のモデル系統の上限を知らせるメッセージなら、系統の違うモデルへ切り替えれば続けられます。

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