この記事の結論
Runway Dev プラグインは、Claude Code・Codex・Cursorに1回入れるだけで、Runwayの動画・画像生成APIを組み込むMCPとスキルがそろう公式プラグインです。導入は無料、生成は1クレジット0.01ドルです。
目次9項目
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Runway Dev プラグインを、僕は「Claude Codeに、Runwayの動画生成APIの説明書と、アカウントの中を見る窓を渡す道具」と読んでいます。2026年11月2日にRunwayが発表し、Claude Code・Codex・Cursorに1回入れるだけで、APIを組み込む作業の土台がそろう形です。
この記事は公式情報・公開情報をもとにまとめた解説です。僕の会社で検証していない点は、その旨を書いています。出典はRunwayとClaude Codeの公式ページで、確認日は2026年11月3日です。
できること、入れ方、料金の仕組み、注意点の順に並べます。「Runwayの有料プランに入っていれば、そのまま使えるの?」という問いには、料金の節で答えます。
Runway Dev プラグインとは:Claude CodeにRunway Dev MCPとAPI開発のスキルを入れる公式プラグイン
Runway Dev プラグインは、コーディングエージェントをRunway Devのアカウントにつなぐ公式のプラグインです。Runway APIを使うためのスキルも一緒に足します。
名前は runway-api で、Claude Code・Codex・Cursor向けに出ています。Runway Devは、動画・画像・音声のAIモデルを1つのAPIから使える開発者向けの基盤です。
Runway自身のモデルに加えて、ほかの主要な開発元のモデルも並んでいて、プロジェクトごとに使えるモデルが決まります。
中身は2つに分かれます。アカウントの情報を読み書きする「Runway Dev MCP」と、公式のSDKの書き方をエージェントに教える「スキル」です。MCPの仕組みそのものは、MCPとは何かの解説にまとめています。
対象は開発者・技術系の創業者・プロダクトの担当者
発表では、想定する使い手として、個人の開発者、技術系の創業者、プロダクトエンジニア、自分で機能を作るプロダクトマネージャーが挙がっています。コードを書いてアプリにAPIを組み込む人向けの道具です。
何ができる:アカウントを読む・作る・失敗を調べる
発表は、できることを「セットアップ」「構築」「デバッグ」の3つに分けて説明しています。順に、公式の説明に沿って並べます。
セットアップ:プロジェクト・モデル・料金・残高を読む
エージェントが、アカウントの中のプロジェクト、使えるモデルとその価格・上限、クレジットの残高を読み取れます。プロジェクトで許可されたモデルだけが対象になると、開発者向けページに書かれています。
構築:Model Router・Character・Recipes・Workflowsを使う
SDKの使い方を示すスキルをもとに、Model Router、Character(リアルタイムのアバター)、Recipes、Workflowsを組み込めます。SDKはNode.jsとPythonが用意されています。
Model Routerは、コスト・速さ・品質を基準に、複数のモデルを切り替える仕組みです。Runway Dev MCPの発表には、1回の生成ごとのコストの上限を提案する機能も挙がっています。
デバッグ:失敗の理由とモデルが選ばれた理由を見る
生成が失敗したとき、エラーの詳細をエージェントが確かめられます。MCPの発表には、モデレーションによる拒否、素材のサイズの上限、リクエストの形の誤りといった理由が例に挙がっています。
Model Routerが、ある呼び出しでなぜそのモデルを選んだのかも確かめられます。費用が想定より多いときの原因を追う場面で効く機能です。
スキルは7つ
開発者向けページとプラグインのガイドに載っているスキルを並べます。どれも名前は公式の表記のままです。
| スキル | 公式の説明の要旨 |
|---|---|
| runway-dev | 最新のドキュメント・認証情報・SDK・エラーの情報(土台) |
| runway-dev-setup | サインイン、MCPの接続、プロジェクトへのアクセス |
| runway-dev-models | 動画・画像・音声のモデルを直接呼ぶ |
| runway-dev-model-routers | Model Router |
| runway-dev-characters | Characterとリアルタイムのセッション |
| runway-dev-recipes | Recipes |
| runway-dev-workflows | 公開済みのWorkflows |
ガイドでは、runway-dev-setup と runway-dev はどの組み込みにも要ると書かれています。モデルを直接呼ぶなら、runway-dev-models を足します。
プラグインを使わずに入れるときの案内のコマンドも、この3つを入れる形です。
できないこと:生成・APIキー作成・プロジェクト作成
開発者向けページには、Runway Dev MCPはメディアの生成、APIキーの作成、プロジェクトの作成をしないと明記されています。プラグインのガイドも、生成はアプリからAPI経由で行うと説明しています。
ガイドには、Claude向けのMCPの接続先ではCharacterを新しく作れないとも書かれています。Characterは、Runway Devのアカウント側で作るよう案内されています。
誰が使える:Runway Devのアカウントがあれば入れられる
使う条件として公式に書かれているのは、Runway Devのアカウントがあることです。アカウントが無い場合は、エージェントがブラウザでの登録へ案内すると説明されています。
対応するエージェント
発表の対象はClaude Code・Codex・Cursorの3つです。開発者向けページでは、プラグインの掲載先にGrok Botも並んでいます。
MCPとAgent Skillsに対応したほかのエージェントでも、プラグインを使わずに同じ中身を入れられます。
MCPの接続先は https://dev.runwayml.com/mcp です。スキルは npx skills add runwayml/skills で入れると案内されています。
Claude Codeは、ターミナルのほか、Claudeのデスクトップアプリの「Code」タブでも同じ手順で入れられるとガイドにあります。Codexは、IDEの拡張機能がプラグインに対応していないと書かれています。
プランの条件・日本で使えるかは記載なし
プラグインを使うためのプランの条件は、発表・開発者向けページ・ガイドのどれにも書かれていません。Runway DevのAPIはサブスクリプションではなく、クレジットを買う形です(料金の節)。
提供地域や国ごとの制限の記載もありません。日本から契約して使えるかは未確認として扱ってください。
始め方:Claude Codeは /plugin install runway-api@claude-plugins-official
ここからは、公式のガイドに書かれた手順をそのまま並べます。手順を自分で補ってはいません。
Claude Codeの場合
Claude Codeのセッションの中なら、次のコマンドで入れられると発表に書かれています。
/plugin install runway-api@claude-plugins-official
Claude Codeの公式ドキュメントでは、セッションの中でこのコマンドを打つと、すぐには入らず、プラグインの詳細を開いて入れる範囲を選ぶ流れです。範囲は、自分の全プロジェクト・このリポジトリの全員・このリポジトリの自分だけの3つです。
公式のマーケットプレイス(claude-plugins-official)は、ターミナルで最初に対話のセッションを開いたときに自動で追加されると書かれています。
マーケットプレイスの仕組みは、Claudeのプラグインのマーケットプレイスにまとめています。
ターミナルから入れる場合、Runwayのガイドの手順は次の3行です。最後の行で、ブラウザでのサインインに進みます。
claude plugin marketplace add anthropics/claude-plugins-official
claude plugin install runway-api@claude-plugins-official
claude mcp login plugin:runway-api:runway-dev
Claude Codeがv2.1.186より前の版なら、最後の行は使いません。代わりに、セッションの中で /mcp を開いてRunway Devのサーバーを選ぶとガイドにあります。
Codex・Cursorの場合
Codexは、ターミナルで次の3行です。入れたあとは新しいセッションを始めるよう書かれています。ChatGPTとCodexのプラグインのディレクトリからも入れられますが、どちらか一方だけにします。
codex plugin marketplace add runwayml/skills
codex plugin add runway-api@runway-dev
codex mcp login runway-dev
Cursorは、Agentのチャットで /add-plugin runway-api と打ち、Installを選びます。Cursor Marketplaceや、Customizeのサイドバーで探して入れる方法もあると書かれています。
最初のサインインと、エージェントへの最初の一言
最初に使うとき、エージェントがブラウザでのサインインを求めます。ガイドは、サインインは本人が行い、エージェントに自動でさせないよう書いています。
開発者向けページには、エージェントに貼る最初の一言も載っています。要旨は「Runway Devの道具を選んで構築を始めるのを手伝って」です。
続けて https://dev.runway.com/quickstart.txt を読んで従うよう、エージェントに指示する形です。
料金・制限:入れるのは無料、生成は1クレジット0.01ドル
プラグインのインストールは無料と、開発者向けページに書かれています。お金がかかるのは、作ったアプリがAPIで生成したときで、モデルごとの単価でクレジットが減ります。
Runway Devの料金ページの表記は「1 credit = $0.01」です。サブスクリプションは無く、プロジェクトごとにクレジットを買い、生成のたびに使う形です。
ウェブアプリのプランのクレジットとは別
料金ページには、Runwayのウェブアプリのプランやクレジットとは別の管理で、相互に引き継がれないと書かれています。StandardやProに入っていても、API用のクレジットは別に買う前提です。
単価の数え方と、モデルの価格の例
単価はモデルごとに決まっています。料金ページと開発者向けのトップページにある表記を、比べやすいように並べます。
| 項目 | 公式の表記 |
|---|---|
| 動画 | 選んだ解像度での1秒ごと |
| 画像 | 1枚ごと(解像度・品質ごと) |
| 音声 | 台本の文字数ごと、または音声の1秒ごと |
| 例:Gen-4.5(動画) | $0.12/秒 |
| 例:GPT Image 2(画像) | $0.01/画像〜 |
| 例:Seedance 2.5の最低額 | 1回の生成あたり80クレジット |
Model Routerは、選ばれたモデルの通常の単価で数え、追加の料金は無いと書かれています。Runway側のエラーで生成が失敗したときは、クレジットが自動で戻ると料金ページにあります。
買い方と月の上限
自動の補充を使う場合、1回に買う最低の量は1,000クレジット(10ドル)と課金のドキュメントにあります。残高が決めた量を下回ると、登録した支払い方法で補充される仕組みです。
利用のティアごとに、30日間に買えるクレジットの上限があります。ティアごとの金額は、そのページには書かれていません。Enterpriseは個別の見積もりで、営業への相談が必要です。
レート制限・同時に動かせる数・無料枠は、確かめたページのどれにも記載がありません。どれだけ使うかの見込みは、Model Routerの上限やダッシュボードで管理していく前提です。
注意点:APIキーの置き場・二重の導入・記載のない項目
注意したい点を4つに分けます。公式に書かれていることと、書かれていないことを分けて並べます。
1つ目は、APIキーの置き場所です。発表には「No API key is stored in the plugin.」とあり、プラグインはキーを持ちません。
アプリが使うキーは、サーバー側に RUNWAYML_API_SECRET として置くようガイドが案内しています。
エージェントがチャットでAPIキーを求めることは無いとも書かれています。チャットにキーを貼るよう求められたら、手順を疑ってよい場面です。
2つ目は、二重の導入です。プラグインと npx skills add を両方使うと、同じスキルが2回読み込まれるとガイドにあります。Claude Codeで別の方法ですでに設定している場合は、その設定を先に消すよう書かれています。
入れたのに反映されないときの切り分けは、Claude Codeのプラグインが反映されないときの直し方に置いています。
3つ目は、MCPが勝手にお金を使わないかです。MCPは生成をしないので、MCPだけでクレジットが減ることはないと読めます。実際の消費は、エージェントが書いたアプリのコードを動かしたときに起きます。
4つ目は、データの扱いです。トップページには、SOC 2 Type II、ゼロデータ保持が既定、データを学習に使わない、出力は利用者のもの、と並んでいます。契約条件の細部や日本の法令との関係は、僕の会社では確かめていません。
中小企業での使いどころ(僕の見立て)
ここからは事実ではなく、僕の見立てです。Runway Dev プラグインは、社内か外注先に、Claude CodeやCursorでコードを書く人がいる会社に向く道具と読んでいます。
理由は、この道具が「生成する」のではなく「生成するアプリを作る」ためのものだからです。コードを書かない会社が動画を作りたいだけなら、別の入口のほうが近いと考えています。
合いそうな場面
- ネットショップの商品写真から、季節ごとの画像を自動で作る社内ツールを組む
- 自社のサービスに、お客さんが動画や画像を作れる機能を足す前に、試作品を作る
- 既存のシステムに生成を組み込む前に、モデルごとの単価と残高をエージェントに調べさせる
3つ目は、費用の見積もりを先に固める使い方です。単価が秒・枚・文字で違うので、エージェントに料金を読ませて計算させる下調べは手間を減らしそうだと見ています。
向きにくい場面
コードを書く人がいない会社で、社内の画像づくりを定型にしたいだけなら、Runwayのウェブアプリ側の機能のほうが合うと読んでいます。ノーコードの入口は、Runway App Studioの解説にあります。
動画ではなく、台本やアイデアからマンガを章ごとに作る道具もほかの会社から出ています。仕組みと料金はHiggsfield Mangakaの解説で整理しました。
クレジットがウェブアプリと別なのも分かれ目です。すでにウェブアプリの有料プランを払っている会社が、APIにも別にお金を払う理由があるかを、先に考えておきたいところです。
まとめ
- Runway Dev プラグイン(runway-api)は、2026年11月2日に発表された、Claude Code・Codex・Cursor向けの公式プラグイン
- 中身はRunway Dev MCPと7つのスキルで、モデル・料金・残高の確認、Model RouterやCharacterの組み込み、失敗の調査ができる。MCP自体は生成しない
- Claude Codeは /plugin install runway-api@claude-plugins-official で入れ、ブラウザでサインインする。APIキーはプラグインに保存しない
- 入れるのは無料で、生成は1クレジット0.01ドルの従量。ウェブアプリのプランのクレジットとは別。日本での提供は記載なし
- 僕なら、まずエージェントにモデルの単価と残高を読ませ、作りたい機能の月の費用を見積もるところから始めます
よくある質問
Runway Dev プラグインを入れるのにお金はかかりますか?
Runwayの開発者向けページには、プラグインのインストールは無料と書かれています。お金がかかるのは、作ったアプリがRunway APIで画像や動画を生成したときで、モデルごとの単価でクレジットが減ります。1クレジットは0.01ドルです。
RunwayのStandardやProのプランに入っていれば、そのクレジットで使えますか?
使えません。Runway Devの料金ページには、Runwayのウェブアプリのプランやクレジットとは別の管理で、相互に引き継がれないと書かれています。API用のクレジットを、Runway Devのプロジェクトごとに買う形です。
Runway Dev プラグインは日本で使えますか?
公式の発表・開発者向けページ・プラグインのガイドには、提供地域や国ごとの制限の記載がありません。課金のドキュメントに、所在地によって販売税がかかる場合があるとだけ書かれています。日本からの契約の可否は未確認です。
