AI活用#ChatGPT Claude 比較

ChatGPTとClaudeを比較|課金するならどっち?【2026年】

絵を描くロボットと書類やパソコンを持つロボットを背に、仕事の振り分けを話し合う社長と社員のイラスト
イラスト:AIで作成

この記事の結論

ChatGPTとClaude、課金するならどっち?どちらも月20ドルから。社内資料を読ませて実務を任せるならClaude Pro、画像も作るならChatGPT Plusです。両方に課金している会社が料金・上限・使い分けを比較します。

目次8項目
  1. ChatGPTとClaudeの違いは?2026年10月時点の全体像
  2. ChatGPTとClaudeの料金はいくら?プランと上限の比較表
  3. 上限に達したらどうなる?追加料金とAPIキーの落とし穴
  4. 僕の会社は仕事ごとにどちらを使っているか?業務別の使い分け表
  5. 1つだけ契約するならClaudeとChatGPTどっちを選ぶべきか?
  6. 両方使うときに気をつけることは?設定と記憶を二重管理しない工夫
  7. まとめ
  8. よくある質問

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ChatGPTとClaudeの比較で「課金するならどっち?」と聞かれたら、僕は任せたい仕事で答えます。社内資料を読ませて実務を任せるならClaude、画像も1つの契約で作りたいならChatGPTです。2026年10月時点で、どちらも個人向けは月20ドルから。僕の会社は両方に課金し、実務の大半をClaude、画像生成をChatGPTに任せています。料金・上限・使い分けを実際の数字で比べます。

ChatGPTとClaudeの違いは?2026年10月時点の全体像

ChatGPTはOpenAI、ClaudeはAnthropicが提供する対話型AIです。2026年10月時点では、どちらもファイルを読み書きして作業を進める「エージェント」機能を持っています。大きな違いは、ChatGPTが画像生成を内蔵していること、Claudeが文章と実務の作業を任せるClaude Codeを料金に含めていることです。

ChatGPTとは、OpenAIが提供する対話型AIで、質問への回答、文章作成、調査、画像生成までを1つの画面で扱えるサービスです。公式ドキュメントでは、使い方が「Chat」「ChatGPT Work」「Codex」の3つに分かれています。Chatは質問や相談、ChatGPT Workは資料や表など仕上がった成果物を作る作業、Codexは開発者向けの作業です。

Claudeとは、Anthropicが提供する対話型AIで、長い文章の読み書きと、ファイル操作を伴う実務の作業を得意とするサービスです。ブラウザやアプリで会話するほか、有料プランにはClaude Codeが含まれます。

Claude Codeとは、ターミナルやデスクトップアプリからClaudeに、ファイルの読み書きやコマンドの実行まで任せるためのツールです。Codexとは、OpenAIが提供する、同じくファイルを読み、書き換え、コマンドを実行するところまで任せられるAIエージェントです。2026年7月9日に、CodexのアプリはChatGPTのデスクトップアプリに統合されました。

つまり今は「チャットAI同士の比較」ではなく、「作業を任せられるAI同士の比較」になっています。僕はこの前提で両方を見ています。

僕の会社が両方に課金している理由

僕の会社はマーケティング支援の会社で、エンジニアはいません。広告運用、LP制作、SNS運用、経理の下準備といった実務を、AIに毎日任せています。

もともとはChatGPTを中心に使っていました。2026年7月に、日々の実務の中心をClaude Codeへ移しました。そのときChatGPTの解約も考えましたが、画像生成だけは手放せませんでした。Claudeの料金ページの機能一覧には、画像生成が載っていないからです。

いまの契約は次の3本です。

  • Claude Max 20x(月200ドル):実務の大半。主力のアカウント
  • Claude Pro(月20ドル):2026年9月29日に追加した予備のアカウント。主力の枠が尽きたときの交代用
  • ChatGPT Plus(月20ドル):画像生成専用。Claude CodeからCodex経由で呼び出す

合計で月240ドルです。比率で見ると、Claudeに約9割、ChatGPTに約1割を払っています。

ChatGPTとClaudeの料金はいくら?プランと上限の比較表

2026年10月時点の個人向け料金は、Claudeが無料・Pro月20ドル・Max月100ドルと200ドルです。ChatGPTは無料・Go月8ドル・Plus月20ドル・Pro月100・200・500ドルです。月20ドルの価格帯は並んでいますが、上位プランの刻みと、上限の数え方が違います。チーム向けはどちらも1人月20ドル(年払い)からです。

金額は両社の公式ページの記載で、ドル建てです。ChatGPT側は、ChatGPT WorkとCodexの料金ドキュメントの記載を使っています。Chatへの GPT-6 の提供日だけは、OpenAIの2026年10月7日の発表によります。

価格帯ClaudeChatGPT
0ドルFree:チャット、ウェブ検索、会話をまたぐ記憶、プロジェクト5つまで。Claude Codeは使えないFree:デスクトップアプリでGPT-6 Luna(順次提供)。Chatも2026年10月8日からGPT-6 Luna。画像生成は使えない
8ドルなしGo:デスクトップアプリでGPT-6 Luna。Chatも2026年10月8日からGPT-6 Luna
20ドルPro(年払いなら月17ドル):Claude Codeを含む。ChromeとMicrosoft 365の拡張Plus:ウェブ・CLI・IDE拡張・iOSでCodex。料金ページの記載はGPT-6.1 SolとGPT-6 Luna(2026年10月3日確認)。GPT-6 Astraも使える。Chatは2026年10月7日からGPT-6 Sol
100ドルMax 5x:使用量がProの5倍Pro 100ドル:Plusの内容すべて
200ドルMax 20x:使用量がProの20倍Pro 200ドル:Plusの内容すべて
500ドルなしPro 500ドル:最上位モデルの高速モード「Astra Ultrafast」
チームTeam:標準シート年払い1人月20ドル(月払い25ドル)、プレミアムシート年払い月100ドル(月払い125ドル)Business:2人以上・年払い1人月20ドル(月払い25ドル)
大企業Enterprise:1人月20ドル+API単価の従量Enterprise・Edu:営業に問い合わせ

Claude側の料金と上限の詳しい仕組みは、Claude Codeの料金と上限の実録で、Max 20xを毎日回した実測と一緒に書いています。

上限の数え方の違い

料金表より大事なのが、上限の数え方です。ここが分かっていないと、同じ月20ドルでも「すぐ止まる」と感じます。

比べる点ClaudeChatGPT
上限の単位5時間ごとの上限と、週ごとの上限の2段5時間あたりのメッセージ数の目安。週ごとの上限がかかる場合もある
同じ枠を使うものブラウザ・アプリのClaudeとClaude CodeChatGPT Work、Codex、画像生成
上位プランの特徴Maxは5時間あたりの量がProの5倍か20倍Proは現在、5時間の上限なし
上限を超えたら使用量クレジットをAPIの標準単価で購入(1日2,000ドルまで)PlusとProはクレジットを購入。作業の途中で上限に達しても、そのターンは最後まで続く(フェアユースの範囲)
残量の確認Claude Codeの /usage、ブラウザの「設定 > 使用量」Codex CLIの /status、使用量のダッシュボード

5時間枠とは、使い始めてから5時間のあいだに使える量の上限で、時間が経つと戻る枠のことです。週次枠とは、1週間に使える総量の上限で、ClaudeのProとMaxでは全モデル共通で数えられます。

ChatGPT側の目安は、PlusでCodexをローカルで使う場合、5時間あたりGPT-6 Astraで5〜45メッセージ、GPT-6.1 Solで15〜160メッセージ、GPT-6 Lunaで350〜3,000メッセージです。幅が広いのは、作業の大きさやモデルで消費が変わるからです。公式ドキュメントも、固定の上限ではなく目安だと断っています。

ChatGPT側で見落としやすいのが画像生成です。画像を作ると、同じ枠が平均して3〜5倍速く減ります。画質やサイズが大きいほど速く減ります。

もう1つ、速度モードでも枠の減り方が変わります。Fastモードは、含まれている枠を2.5倍の速さで消費します。Pro 500ドルなどで使えるGPT-6 Astra Ultrafastは8倍です。購入したクレジットで使う場合は、それぞれ2倍と6倍です。速さを買うと、使える量がその分だけ減る関係です。

使えるモデルの違い

2026年10月時点の主なモデルは次の通りです。

  • Claude:Fable 5.1、Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 4.5。最上位のFableは、Maxなら週次枠の50%まで追加料金なし。Proではクレジットでの利用になる
  • ChatGPT:公式の推奨モデルはGPT-6 Astra、GPT-6.1 Sol、GPT-6 Lunaの3本。GPT-6 Solも選べるが、2026年10月3日時点のモデル一覧では、Solの枠の主役が6.1 Solに替わっている

GPT-6.1 Solは、Astraに近い性能を低いコストで出すモデルと説明されています。コストの差は使用量の数え方に表れていて、100万トークンあたりの消費クレジットは、Astraが入力250・出力1,250、6.1 Solが入力50・出力250です。同じ量の作業なら、消費は5分の1で済む計算です。提供先はPlus・Pro・Business・Enterprise・Eduで、Codexのデスクトップアプリ・CLIと、ウェブ・モバイルのChatGPT Workに順次広がっています。EnterpriseとEduでは、管理者が有効にするまでオフのままです。

ChatGPTでは、GPT-5.5が2026年10月14日にChatGPT・ChatGPT Work・Codexの全プランから外れます。APIは対象外です。置き換え先は、Plus以上がGPT-6 Sol、FreeとGoがGPT-6 Lunaです。古いモデル名を前提にした社内マニュアルがあれば、この日までに書き換えておくと混乱しません。

ここまでのモデルの一覧と消費クレジットは、ChatGPT WorkとCodexの話です。普段の質問や相談に使うChatにも、2026年10月7日からGPT-6が入りました。OpenAIの発表では、Plus・Pro・Business・EnterpriseはGPT-6 Solで10月7日から、FreeとGoはGPT-6 Lunaで10月8日から順次提供です。

同時に始まったのが「Intelligent UI」です。Intelligent UIとは、ChatGPTが質問に応じて、文章だけでなくグラフや図、押せるボタン、入力フォーム、その場で操作できる計算機のような道具を組み合わせて答える仕組みです。どの形で答えるかは質問で変わり、文章で足りる質問には文章で返します。OpenAIは、ウェブ検索が要る質問でGPT-6 InstantがGPT-5.6 Instantより平均44%早く答え始めるとも発表しています。これは答え始めるまでの時間で、答え終わるまでの時間ではありません。

比較の目線で言うと、ChatGPTは「Chatの答え方」そのものを変えてきました。社員が日常の質問に使う場面では、見た目の分かりやすさの差が出やすくなります。一方で、僕の会社が比べている「社内資料を読ませて実務を任せる」部分は、この発表の対象ではありません。Claudeの最上位モデルについてはClaude Fable 5.1の解説にまとめています。

上限に達したらどうなる?追加料金とAPIキーの落とし穴

どちらも、上限に達したら追加のクレジットを買って続けられます。ただし常用すると割高です。もう1つの落とし穴が環境変数のAPIキーで、Claude Codeでも、CodexでもAPIキーで認証すると、サブスクの枠ではなくAPIの従量課金になります。「上限を超えたら自動でAPIに切り替わる」仕組みではないので、置きっぱなしは危険です。

API従量課金とは、AIが読み書きした量(トークン数)にモデルごとの単価を掛けて請求する料金方式です。サブスクは月額が固定で上限があり、APIは上限で止まらない代わりに使った分がそのまま請求されます。

Claude側は、環境変数 ANTHROPIC_API_KEY が設定されていると、Claude Codeはそのキーで認証し、全量がAPI課金になります。公式ヘルプに明記されている仕様です。ChatGPT側も、CodexをAPIキーで使うと、画像生成を含めてAPI料金がかかります。

僕の会社の数字で、この差の大きさを出します。2026年9月29日時点で、Max 20xの週次枠を58%使った分を公式のAPI単価で計算し直すと、約1,020ドルでした。Claude Codeが手元に残す会話ログのトークン数を、重複を除いて集計した値です。週次枠を使い切る量に換算すると、月7,600ドル前後になります。月200ドルの定額との差は、30倍を超えます。

ChatGPT側でも、上限で止まった経験があります。2026年9月29日に、自社サイトの写真をCodex経由で高画質で作っていたところ、約20枚で「workspace is out of credits」と表示されて止まりました。画像を量産する日は、先に残量を確かめるのが安全です。

どちらにも言えるのは、クレジットは「今日中に終わらせたい日の非常口」で、毎週足りないならプランが合っていないということです。

僕の会社は仕事ごとにどちらを使っているか?業務別の使い分け表

僕の会社では、文章と実務の作業はClaude、画像素材の生成はChatGPTです。広告レポート、LPの修正、請求書、記事の下書き、経理の下準備はすべてClaude Codeで回しています。ChatGPTは、広告やLPやHPに使う写真素材を描く担当です。Claude CodeがCodexを呼び出して描かせ、仕上がりの検品はClaude Codeが行います。

業務使っている方理由
広告レポートの集計・作成Claude(Claude Code)社内ルールと過去のレポートを毎回読ませて、同じ型で作れる
LP・HPの修正Claude(Claude Code)ファイルを直接書き換え、表示確認まで任せられる
請求書・経理の下準備Claude(Claude Code)過去の判断メモを読ませると、同じ間違いを繰り返しにくい
記事・提案書の下書きClaude(Claude Code)長い社内資料を読ませたうえで書かせられる
広告・LP・HP用の写真素材ChatGPT(Codex経由)画像生成を内蔵していて、サブスクの枠内で追加料金がかからない
画像の検品Claude(Claude Code)描いた側に判定させず、依頼した側が確かめる

Claude Codeに任せている仕事の具体例は、Claude Codeでできること・業務の活用事例に並べています。

Claudeで回している量

Claude側の利用量は、2026年9月16日に手元の会話ログを集計しました。直近7日で201セッション、11,655回のやり取りがありました。Max 20xでも、週の半ばの水曜日に週次枠の60〜70%を使っていました(2026年9月中旬、Claude Codeの使用量表示で確認)。

ここまで使うと、ChatGPTに同じ仕事を振り分ければ枠が楽になるのでは、と考えたこともあります。結局やめました。理由は次の章で書く「記憶の二重管理」です。

ChatGPTで回している画像生成の実測

画像生成は、Claude Codeが codex exec というコマンドでCodexに指示を渡し、Codexが描いて保存し、Claude Codeがその画像を開いて検品する流れです。公式の画像生成ページに入口として載っているのはデスクトップアプリ・ウェブのチャット・拡張機能で、CLIから呼ぶのは僕の会社のやり方です。描くモデルはどこから呼んでもgpt-image-2で、消費する枠はCodexと同じです。

初めて本番で使った2026年8月21日は、中画質・横長16:9で3枚を作り、3枚とも一発で採用できました。1枚あたり66〜75秒で、追加料金は0円でした。

うまくいかなかった日もあります。2026年9月29日に自社サイトの写真を作ったときは、低画質3枚と高画質3枚の計6枚のうち、採用できたのは1枚でした。1枚あたり81〜152秒です。モニターの向きが物理的におかしいなど、写真としての破綻が理由でした。

画像生成の細かい手順と失敗例は、gpt-image-2の使い方ガイドとCodexの使い方に書いています。

1つだけ契約するならClaudeとChatGPTどっちを選ぶべきか?

迷ったら、AIに任せたい仕事の中身で決めます。社内の資料やルールを読ませて、文章や実務の作業を続けて任せたいならClaudeです。画像も文章も1つのサービスで済ませたい、ChatGPTの画面に慣れた社員が多いならChatGPTです。どちらも月20ドルで始められるので、1か月使ってから上位プランを考えれば間に合います。

僕が相談を受けたときに使っている判断表です。

こんな会社ならおすすめ理由
社内資料・マニュアルを読ませて実務を任せたいClaude ProClaude Codeが含まれ、ファイルを読み書きして作業を進められる
画像やバナーの素材もAIで作りたいChatGPT Plus画像生成を内蔵している。Claudeの機能一覧には画像生成がない
社員が日常の質問や文章作成に使うどちらでもよい月20ドル帯の差は小さい。慣れている方を選ぶ
毎日1日中AIに作業させるClaude Max または ChatGPT Pro月20ドルのプランでは上限に何度も当たる
資料や表を仕上がった形で出させたい両方を1か月ずつ試すChatGPTはChatGPT Work、ClaudeはSlidesやDocsなどを持つ。手持ちの業務で比べるのが早い

Claudeでチャットより一歩進んだ作業を任せる方法は、Claude Coworkの使い方とClaude Codeの使い方で紹介しています。

月20ドル同士、Claude ProとChatGPT Plusならどっち?

月20ドル同士で迷うなら、料金に含まれている「作業用の道具」で決めます。Claude ProにはClaude Code、ChatGPT PlusにはCodexと画像生成が入っています。月払いの金額は同じなので、差が出るのはここです。年払いにすると、Claude Proは月17ドルになります。

僕の会社は、この2つを両方持っています。Claude Proは2026年9月29日に、主力のMax 20xの枠が尽きたときの交代用として足しました。ChatGPT Plusは画像生成専用です。同じ月20ドルでも、Proには文章と実務の続き、Plusには写真素材と、任せている仕事は重なっていません。

1本だけ選ぶなら、社内のファイルを読ませて作業を任せたい人はClaude Pro、画像やバナーも同じ契約で作りたい人はChatGPT Plusです。Plusで画像を量産する日の注意は、上限の章に書いた通りです。

「どちらが賢いか」で選ばない方がいい理由

ネットの比較では「どちらが賢いか」がよく話題になります。僕はこれを選ぶ基準にしていません。

1つは、モデルの入れ替わりが速いからです。2026年9月下旬からの2週間だけでも、ChatGPT側ではGPT-6 SolとLuna、続いてGPT-6.1 Solの提供が始まり、10月7日にはChatにもGPT-6が入りました。今日の性能差は、数か月で逆転し得ます。

もう1つは、会社にとっての価値が「積み上げた前提」にあるからです。社内のルール、過去の判断、案件の引き継ぎメモを、どちらに読ませる前提で積み上げるか。これを決めると、乗り換えの手間がそのまま差になります。僕の会社はClaude側に積み上げると決めたので、ChatGPTは「片方にしかできないこと」だけに絞っています。

社員に使わせるならチームプランで

社員それぞれに使わせるなら、個人プランのアカウントを共有するのではなく、チーム向けのプランを選びます。ClaudeはTeam、ChatGPTはBusinessで、どちらも年払いなら1人月20ドルからです。ChatGPTのBusinessは2人以上からの契約です。

両方使うときに気をつけることは?設定と記憶を二重管理しない工夫

両方を使うときの一番の注意点は、社内のルールやAIの記憶を2か所で別々に育てないことです。片方だけ直すと、もう片方は古いルールで動き続けます。僕の会社は、ルールの本体を1つのフォルダに置き、Claude Code用のCLAUDE.mdとCodex用のAGENTS.mdは、そこを指す入口にしています。記憶は片方にしか持たせません。

まず、それぞれの「記憶」の仕組みを整理します。

比べる点ClaudeChatGPT
会話の記憶Free・Pro・Maxでは最初からオン。「設定 > メモリ」で中身を見て直せる「設定 > パーソナライズ」で管理
エージェントへの常設ルールClaude CodeはCLAUDE.mdを毎回読むCodexはAGENTS.mdを読む。個人の指示もグローバルのAGENTS.mdに保存される
エージェントの自動メモClaude Codeの自動メモリ(最初からオン)Codexのローカルメモリ(最初はオフ)
他社からの取り込み他のAIの記憶を取り込む機能(試験的)Codexの /import でClaude Codeの設定や会話を取り込める

CLAUDE.mdとは、Claude Codeが会話を始めるたびに必ず読み込む、作業ルールを書いておくためのファイルです。AGENTS.mdとは、Codexなどのエージェントが読み込む、同じ役割のファイルです。両社とも公式ドキュメントで、必ず守らせたいルールは記憶ではなくこうしたファイルに書くよう勧めています。

僕の会社のやり方:ルールの本体は1か所

社内ルールは13本のファイルに分けて、1つのフォルダに置いています。CLAUDE.mdとAGENTS.mdには、「このフォルダのルールを読むこと」とだけ書いてあります。ルールを直すときはフォルダの中身だけを書き換えるので、どちらのAIにも同じ内容が届きます。

記憶はClaude側だけに持たせています。Claude Codeの自動メモリは、2026年10月1日時点で219個のメモに育ち、その索引は155行です。Codex側のローカルメモリはオフのままです。両方で記憶を育てると、どちらが新しいのか分からなくなるからです。

2026年7月28日に中心をClaudeへ移したときは、ChatGPTに溜まっていた記憶を書き出し、15個のファイルに分けてClaude Codeが読むフォルダに置きました。Claudeの記憶の取り込み機能は使っていません。ファイルにしておけば、どのAIからも読めて、人間も中身を確かめられるからです。

この記事を書きながら見つけたずれ

偉そうに書いていますが、この記事のために確認したら、入口のファイル自体がずれていました。CLAUDE.mdは13本のルールを読むよう書いてあるのに、AGENTS.mdは9本しか挙げていませんでした。後から足した4本が、Codex側の入口に追加されていなかったのです。

本体を1か所にしても、入口に「読むファイルの一覧」を書くと、その一覧が二重管理になります。入口には一覧ではなく「このフォルダをすべて読む」と書くか、公式の取り込み記法を使う方が漏れません。Claude Codeの公式ドキュメントでは、CLAUDE.mdに @AGENTS.md と書いてAGENTS.mdを取り込む方法が紹介されています。

枠と請求を1つの表で見る

もう1つの注意点は、枠と請求の管理です。2社・3アカウントになると、どれがどれだけ残っているかが見えにくくなります。

僕の会社では、Claudeは使用量の表示、ChatGPTは使用量のダッシュボードを見ています。カードの明細には、Claudeの請求が2本並びます。重複ではなく2アカウント分です。経理担当が迷わないよう、契約の一覧と用途を1枚にまとめておくと安全です。

AI活用の始め方から、こうした社内ルールの作り方まで、僕の会社で支援しています。詳しくはウラカタのサービス一覧をご覧ください。

まとめ

  • 2026年10月時点で、ChatGPTとClaudeはどちらも月20ドルから。上位はClaudeが月100・200ドル、ChatGPTが月100・200・500ドル
  • 上限はClaudeが5時間と週の2段で、チャットとClaude Codeで共通。ChatGPTはChatGPT Work・Codex・画像生成で共通で、画像は3〜5倍、Fastモードは2.5倍速く減る
  • 2026年10月7日から、ChatGPTのChatにもGPT-6(有料はSol、FreeとGoは10月8日からLuna)とIntelligent UIが順次入った
  • APIキーを環境変数に置くと、どちらもサブスクではなくAPI課金になる
  • 僕の会社は実務の大半をClaude、画像生成だけをChatGPTに任せている。1つ選ぶなら、任せたい仕事の中身で決める
  • 両方使うなら、ルールの本体を1か所に置き、記憶は片方にだけ育てる。入口ファイルの一覧も二重管理になるので注意

よくある質問

ChatGPTとClaudeは無料プランでも仕事に使えますか?

試すことはできますが、業務で毎日使うなら有料プランが前提です。2026年10月時点で、Claudeの無料プランではClaude Codeが使えません。ChatGPTの無料プランは、公式の料金ドキュメントで画像生成が使えないと書かれています。どちらも月20ドルの個人プランから始めるのが現実的です。

ChatGPTとClaudeの月20ドルのプランは何が違いますか?

金額は同じで、中身が違います。ClaudeのProにはClaude Code、ChatGPTのPlusにはCodexのCLIやIDE拡張が含まれます。ChatGPTは画像生成を持ち、Claudeの機能一覧にはありません。文章と実務ならClaude、画像も1つで済ませたいならChatGPTです。

ChatGPTの記憶をClaudeに移せますか?

移せます。Claudeには他のAIから記憶を取り込む機能があり、設定の「メモリ」から始められます。ただし公式ヘルプでは試験的な機能で、反映されない場合もあります。僕の会社は2026年7月に、ChatGPTの記憶を書き出して15個のファイルに分け、Claude Codeが読むフォルダに置きました。

ChatGPTとClaudeの使用量の上限は共通ですか?

共通ではありません。別会社のサービスなので上限も別に数えます。注意点は同じサービス内の共有です。ClaudeはチャットとClaude Codeが同じ上限を使い、ChatGPTはChatGPT WorkとCodexと画像生成が同じ上限を使います。画像を多く作った週はCodexで使える量も減ります。

両方契約すると月いくらかかりますか?

個人プラン同士なら最小で月40ドルです。ClaudeのProとChatGPTのPlusが各月20ドルだからです。僕の会社はClaudeのMax 20x(月200ドル)を主に使い、ChatGPTはPlusを画像生成用に持っています。片方を上位、もう片方を最小にする組み合わせが使いやすいです。

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