この記事の結論
Claude Codeはスマホから使えます。手段はRemote Control、クラウドセッション、Dispatchなど。Macを常時起動し、昼に10本以上のセッションへiPhoneから入っていた実録で、違いと設定、安全な使い方まで解説。
目次9項目
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Claude Codeはスマホから使えます。2026年10月時点の主な手段は、手元のMacのセッションを操作するRemote Controlと、クラウドで動くクラウドセッションです。僕はMacを常時起動し、外出先のiPhoneから会社のAIを動かしています。違い、設定、安全な使い方をまとめます。
Claude Codeはスマホで使える?2026年10月時点の公式の手段
使えます。専用アプリはなく、iOS・Android版のClaudeアプリの「Code」タブから操作します。2026年10月時点で公式ドキュメントが案内している手段は、大きく4つです。手元のパソコンを操作するRemote Control、クラウドで動くクラウドセッション、デスクトップアプリに頼むDispatch、チャットアプリから指示を送るChannelsです。複数のクラウドセッションを束ねて進める「プロジェクト」もありますが、動く場所はクラウドセッションと同じです。
公式ドキュメントでは、Claudeアプリは「Claude Codeのセッションにつなぐ窓口」であり、コードが動く場所ではないと説明されています。ここがスマホ利用でいちばん大事なポイントです。スマホはあくまでリモコンで、実際に作業しているのはクラウドのサーバーか、あなたのパソコンのどちらかです。
Claude Codeとは、Anthropicが提供する、ファイルの読み書きやコマンドの実行までClaudeに任せられる作業用のAIツールです。チャットで答えをもらうだけのClaudeと違い、手を動かすところまでを任せられます。基本の使い方はClaude Codeの使い方の記事にまとめています。
スマホから使うときに「どこで動いているか」で選び方が変わるので、4つの手段をひとことで定義しておきます。
- Remote Controlとは、自分のパソコンで動いているClaude Codeのセッションを、スマホやブラウザから続けて操作するための機能です。
- クラウドセッションとは、Anthropicが管理するクラウドの仮想マシン上で動くClaude Codeのセッションで、パソコンを閉じても作業が続きます。
- Dispatchとは、スマホのClaudeアプリからデスクトップアプリに用事をメッセージで頼み、処理の仕方をClaudeに任せる機能です。
- Channelsとは、TelegramやDiscord、iMessageなどのチャットアプリから、手元で動くClaude Codeに指示や通知を送る仕組みです。
このうちDispatchは、サポートページで「限定ベータで、新規ユーザーには提供していない」と案内されています(2026年10月1日確認)。これから始める人は、Remote Controlとクラウドセッションの2択で考えるのが現実的です。
Remote Control・クラウドセッション・Dispatchは何が違う?
違いは作業が動く場所です。Remote Controlは自分のパソコンで動くので、手元のファイルやMCPサーバー、自分の設定をそのまま使えます。クラウドセッションはクラウドで動くため、パソコンを閉じても止まりませんが、基本的にGitHubのリポジトリが前提です。迷ったら「自分のパソコンにしかないものを使うか」で選びます。
公式ドキュメントの記載をもとに、スマホから使う場合の違いを表にまとめました(2026年10月1日時点)。
| 項目 | Remote Control | クラウドセッション | Dispatch |
|---|---|---|---|
| 作業が動く場所 | 自分のパソコン | Anthropic管理のクラウド | 自分のパソコン(デスクトップアプリ) |
| パソコンの電源 | 入れておく必要あり | 不要(閉じても続く) | 起動しておく必要あり |
| 対応プラン | Pro・Max・Team・Enterprise | Pro・Max・Team・Enterpriseの一部シート | Pro・Maxのみ(新規受付停止中) |
| 手元のパソコンのファイル | そのまま使える | 使えない(リポジトリを複製して作業) | 使える(セットアップでファイルアクセスを許可) |
| 前提 | claude.aiアカウントでログイン | GitHub連携 | デスクトップアプリとスマホのペアリング |
| スマホでの入口 | アプリの「Code」タブ | アプリの「Code」タブ | アプリでメッセージを送る |
| 向いている使い方 | 進行中の作業を外から続ける | 新しい開発タスクを丸ごと任せる | 用事を投げて処理方法は任せる |
クラウドセッションとRemote Controlは、どちらもclaude.ai/codeと同じ画面で操作します。見た目が同じなので混同しやすいのですが、中身は別物です。公式ドキュメントも、手元で進めている作業を別の端末から続けるならRemote Control、ローカルの準備なしでタスクを始めたい・並行で走らせたいならクラウドセッション、という使い分けを示しています。
もう1つの判断材料が使用量です。クラウドセッションは、ほかのClaudeやClaude Codeの利用と同じ枠を共有し、複数のタスクを並行で走らせればそのぶん多く消費すると明記されています。クラウドの仮想マシンに別料金はかかりません。プランごとの枠の考え方はClaude Codeの料金と上限の記事で、僕の会社の実測とあわせて書いています。
僕の会社は開発会社ではありません。広告運用、ホームページ制作、請求書の作成、経理の確認といった実務にClaude Codeを使っています。こうした仕事はGitHubのリポジトリより、自分のMacにある資料、ブラウザのログイン状態、接続済みのMCPサーバーに依存します。だから主役はRemote Controlになりました。
Remote Controlはどう設定する?デスクトップアプリとターミナルの手順
デスクトップアプリなら、設定の「Settings > Claude Code > Connect new sessions to Remote Control」をオンにするだけです。これで新しいセッションが自動でRemote Controlに接続されます。スマホではClaudeアプリの「Code」タブから選ぶだけです。
僕はデスクトップアプリでこの自動接続をオンにしています。新しいセッションを開くたびにRemote Controlにつながるので、外出先で「さっきMacで始めた作業の続き」をそのまま触れます。
ターミナルで使う場合は、起動の仕方が3つあります。公式ドキュメントの記載をまとめると次のとおりです。
| 起動方法 | コマンド | 特徴 |
|---|---|---|
| サーバーモード | claude remote-control | スマホからの接続を待ち受ける。1つのプロセスで複数のセッションを扱える(初期値は同時32本) |
| 対話セッション | claude --remote-control | ふだんどおりターミナルで作業しながら、スマホからも操作できる |
| 途中から接続 | セッション内で /remote-control | それまでの会話を引き継いでスマホから続けられる |
サーバーモードとは、ターミナルでClaude Codeを待ち受け状態にしておき、スマホやブラウザから新しいセッションを開けるようにする起動方法です。表示されるURLをブラウザで開くか、スペースキーで出るQRコードをスマホで読み取ると、そのままClaudeアプリで開けます。
スマホ側の準備は3つだけです。Claudeアプリを入れる、Claude Codeと同じclaude.aiアカウントと組織でログインする、「Code」タブを開く。Claude Codeの中で /mobile と打つとアプリのダウンロード用QRコードが出ます。一覧ではRemote Controlのセッションにパソコンのアイコンが付き、オンラインのものは緑の点で表示されます。
つまずきやすいのは認証です。環境変数に ANTHROPIC_API_KEY を設定していると、APIキーでの認証が優先されてRemote Controlは使えません。Amazon BedrockやGoogle Cloud経由で使っている場合や、ANTHROPIC_BASE_URL を別のホストに向けている場合も対象外です。エラーが出たら、まず claude auth login でclaude.aiアカウントにログインし直すのが近道です。
通知の設定もしておくと便利です。Remote Controlが有効なとき、Claudeは長い作業が終わったときや判断が必要なときにスマホへプッシュ通知を送れます。ターミナルで /config を開き、「Push when Claude decides」か「Push when actions required」をオンにします。
僕がスマホから会社のAIを動かしている実際の構成
オフィスに置いたMacBook Pro(M5 Max・メモリ48GB)を常時起動の「母艦」にして、Claude Codeのデスクトップアプリを動かし続けています。外出先ではiPhoneからRemote Controlで各セッションに入ります。2026年10月1日の昼の時点で、Remote Controlに接続中のセッションは10本以上ありました(デスクトップアプリのセッション一覧で直近100本を数えて12本。時間帯によって増減します)。
その中身は、広告費の請求書づくり、9月末の入金の消し込み、お客様のLINE公式アカウントとの連携作業、Googleカレンダーへの予定の自動登録、新規事業の企画などです。1つの案件につき1セッションを立て、タイトルを「【経理】案件名|内容」の形にそろえています。一覧を見たとき、どれが何の作業か一目で分かるようにするためです。スマホの一覧でもこのタイトルがそのまま出ます。
運用を始めたころ、「スマホ発の実行窓口」という専用のセッションを1本作りました。2026年9月12日の深夜のことです。そのセッションでClaudeが最初に整理してくれたのが、次の2層の考え方でした。今もこの線引きで使い分けています。
| 層 | 動く場所 | Mac | 任せていること |
|---|---|---|---|
| A:クラウドセッション | Anthropicのクラウド | 不要 | 思いついた指示を投げる、調べもの、下書き |
| B:ローカルのセッション(Remote Control) | オフィスのMac | 必要 | ホームページの本番反映、請求書、広告の管理画面の操作、動画の書き出し、ブラウザ操作 |
僕の実務で効いているのはBのほうです。Bの作業は、Macに入っている請求書のテンプレート、ログイン済みのブラウザ、接続済みのMCPサーバーがないと進みません。クラウドでは代わりがききません。
実際に使ってみて安心材料になったのが、スマホからMacの状態を聞けることです。2026年9月13日の朝7時すぎ、移動中にiPhoneから「これって起きてる?」と送りました。Claudeは手元のMacでコマンドを実行し、AC電源につながっていて、連続稼働が2日12時間56分だと返してきました。スマホの画面だけでは見えない母艦の状態を、そのセッション自身に確かめさせられます。
複数のセッションを並べて動かす場合は、セッション同士で連絡を取らせています。公式ドキュメントにも、Remote Controlの接続はセッション間のメッセージも運ぶと書かれています。共有の管理ファイルを更新したセッションが、関係する別のセッションに要点を知らせるルールにしています。僕が伝言役をしなくて済みます。
Remote Controlとは別に、Tailscaleで母艦へSSHと画面共有の経路も作ってあります。Tailscaleとは、自分の端末同士を暗号化した専用のネットワークでつなぐVPNサービスです。2026年8月26日に、出先のスマホのテザリング(ドコモ回線)から持ち出し用のMacで測ったところ、母艦までの往復の遅延は80ミリ秒で、中継サーバーを通らない直接接続でした。Remote Controlでは足りない画面操作が必要なときの予備の道です。
Macを常時起動しておくには何が必要?
Remote ControlとDispatchは、パソコンが起動していて、Claude Codeかデスクトップアプリが動いていることが条件です。公式ドキュメントでも、ターミナルを閉じたりアプリを終了したりするとセッションはオフラインになると書かれています。外から使い続けるには、Macをスリープさせない設定と、止まったときの備えが要ります。
僕の母艦で実施した設定は次のとおりです。
- 電源接続中はスリープしない:macOSの電源設定で、スリープとディスクのスリープを無効にしました。画面だけは10分で消えるようにしています
- 蓋を開けたまま置く:Apple SiliconのMacBookは、外部ディスプレイと電源がないと蓋を閉じた状態で動かせません。画面は自動で消えるので電気代は気になりません
- 停電対策:MacBookは内蔵バッテリーが無停電電源装置の代わりになるので、別に用意していません
- Tailscaleの鍵の期限を無効化:初期設定のままだと90日で接続が切れます。出先で突然つながらなくなる事故の原因として、いちばん多いところです
デスクトップアプリにも「Keep computer awake」という設定があります。「Desktop app > General」にあり、操作がないときのスリープを防げます。ただし公式ドキュメントにあるとおり、蓋を閉じるとスリープします。
もう1つ、Macを起こしておくことに関わる失敗談があります。僕の会社では、デスクトップアプリの定期タスクで週次の経理チェックなどを自動実行しています。ところが2026年9月上旬に確認すると、5本あった定期タスクのうち定刻に最後まで終わったのは8月24日の2本だけで、その後の2週間は1本も完走していませんでした。
主な原因は、無人の時間帯に許可を求める画面が出て、誰も答えずに止まっていたことです。9月6日の例では、夜21時9分に起動したタスクが最初のツール実行で許可待ちになり、翌朝10時5分に僕がアプリを開くまで約13時間止まっていました。公式ドキュメントにも、許可が必要な操作でタスクは止まり、承認するまで待つと書かれています。
ここで役に立つのがスマホへのプッシュ通知です。先ほどの「Push when actions required」をオンにしておけば、Remote Controlのセッションで許可が必要になったときに通知が来ます。外出先から承認すれば作業は先に進みます。定期タスクのほうは、9月7日に許可の設定を見直したうえで、実行時刻を夜21時台にそろえました。
ちなみに、ローカルの定期タスクはアプリが起動していてパソコンが起きているときしか動かず、寝ている間の実行は飛ばされます。復帰後には、直近7日間で最後に逃した1回だけを実行します。パソコンが止まっていても確実に動かしたい定期作業は、クラウドで動く「ルーティン」に回すのが公式の案内です。
スマホから操作して安全なのか?セキュリティの考え方
通信の仕組みについては、公式ドキュメントにかなり具体的に書かれています。Remote Controlは手元のパソコンから外向きのHTTPS通信をするだけで、パソコン側に外から入ってくる口を開けません。通信はすべてAnthropicのAPIを経由してTLSで暗号化されます。外からMacに直接つなぐ仕組みではないので、ルーターの設定を変える必要もありません。
一方で、知っておくべき点もあります。Remote Controlに接続している間、会話の記録(メッセージ、Claudeの返答、ツールの実行内容)はAnthropicのサーバーに保存されます。端末をまたいで会話を同期し、通信が切れたときに再接続するためです。作業の実行とファイルへのアクセスは手元のパソコンに残ります。保存された記録は、Anthropicのデータ利用ポリシーに沿って保持されます。
機密性の高い仕事をしている会社なら、この点を社内ルールと照らし合わせてください。ゼロデータ保持(Zero Data Retention)の契約を結んでいる組織ではRemote Controlを有効にできない、と公式に書かれています。機能を丸ごと止めたいときは disableRemoteControl という設定があります。
スマホを使う以上、いちばん現実的なリスクは端末の紛失です。これには「Trusted Devices」という仕組みで備えられます。Trusted Devicesとは、登録済みの端末と直近のログインがそろったときだけRemote Controlのセッションを操作できるようにする機能です。2026年10月時点ではベータ版で、初期設定はオフになっています。
オンにすると、Remote Controlを使う端末ごとに登録が必要になります。ログインから18時間が過ぎるとFace IDやTouch IDなどの生体認証を求められます。生体情報そのものは端末の外に出ず、Anthropicには届きません。ProやMaxでは、アカウント設定などにある「Require trusted devices」を自分でオンにします。端末をなくしたら、アカウント設定の「Trusted devices」から削除すれば、その端末の資格情報はすぐに無効になります。
僕の考え方は、「スマホは鍵ではなくリモコン」です。社内の認証情報やパスワードはスマホにもチャットにも置きません。Claude Codeの設定でも、Macの画面を直接操作するツールや一部のブラウザ自動操作は、実行のたびに許可を求めるようにしています。リモコンを落としても、母艦の中の重要な操作までは届かない構成を目指しています。
スマホからできること・やめておいた方がいいことは?
できることは想像以上に多く、指示を出す、進み具合を見る、許可に答える、写真やファイルを送る、モデルを切り替えるといった操作はスマホで完結します。一方で、一部のコマンドはMacのターミナルでしか動きません。権限の設定にも制限があります。長い本文の確認や、取り返しのつかない操作の最終判断は、スマホでやらない方が安全です。
スマホからできること
公式ドキュメントと僕の使い方を合わせると、次のような操作がスマホで済みます。
| 操作 | スマホでの可否 | 補足 |
|---|---|---|
| 指示を出す・会話を続ける | できる | Macのターミナルとスマホのどちらから送っても同じ会話に入る |
| 写真・ファイルを送る | できる | 写真はClaudeがそのまま見られる。その他のファイルはMacにダウンロードされて渡される |
| 許可の確認や質問に答える | できる | 許可の確認は答えるまで待ってくれる |
| モデル・effortの切り替え | できる | /model sonnet のように引数で指定する |
/compact /clear /usage など | できる | 文字で結果を返すコマンドは使える |
/plugin /resume | できない | ターミナルの画面でしか動かないコマンド |
| 権限確認を省くモードの選択 | できない | Remote Controlでスマホから選べるのはManual、Accept edits、Planの3つ |
写真の送信は、現場仕事との相性がよい機能です。公式ドキュメントによると、Claudeアプリで添付した写真はMacの ~/.claude/uploads/ に保存されます。Claudeはそこから画像を作業中のファイルにコピーできます。撮影現場で撮った写真を素材にして、ホームページやLPの修正をその場で頼む、といった使い方ができます。
やめておいた方がいいこと
1つ目は、取り返しのつかない操作の最終判断をスマホの小さな画面で済ませることです。請求書の送信、ホームページの本番反映、広告の配信開始などは、Claudeが用意した内容を見て承認する場面があります。スマホの画面では一度に見える範囲が限られます。金額や送り先が絡むものは、Macの大きな画面で見てから承認する方が見落としを防げます。
2つ目は、使用量の上限を気にせず外から何本も並行で投げることです。僕も先ほどの「スマホ発の実行窓口」セッションで、セッションを立てた直後の2026年9月13日0時すぎに、やり取りの途中でセッションの上限に達して止まったことがあります。上限に当たると、リセット時刻まで外出先では待つしかありません。/usage はスマホからも使えるので、大きな作業を頼む前に残りを確かめておくと安心です。
3つ目は、最上位モデルのFableを使うときの注意です。公式ドキュメントによると、Fableの使用量クレジットを使ってよいかを確認する画面は、スマホには転送されません。セッションが動いているパソコン側にしか出ず、誰も答えないまま閉じると、そのターンは送信されずに終わります。外から重い作業を頼むときは、事前にパソコン側で設定を済ませておくか、別のモデルを指定しておくと止まりません。
4つ目は、ネットワークが長く切れたときの扱いです。サーバーモードでは、パソコンがネットにつながらない状態が10分ほど続くとプロセスが終了します。対話セッションなら復旧まで再接続を試み続けます。母艦の回線が不安定な環境なら、対話セッションで動かす方が安心です。
まとめ
- Claude Codeはスマホから使えます。専用アプリはなく、Claudeアプリの「Code」タブが入口です(2026年10月時点)
- 自分のパソコンにある資料やツールを使うならRemote Control、パソコンを閉じても動かしたいならクラウドセッション。Dispatchは新規受付を止めています
- Remote Controlを使い続けるには、Macを常時起動し、スリープ設定とプッシュ通知を整えておくことが前提です
- 通信は外向きのHTTPSだけでパソコンに入口を開けませんが、会話の記録はAnthropicのサーバーに保存されます。端末の紛失にはTrusted Devicesで備えます
- 指示・確認・写真の送信はスマホで十分です。取り返しのつかない操作の最終判断と、使用量の上限管理だけはMacで見る、と線を引くと事故が減ります
外から会社のAIを動かす仕組みは、Claude Codeの使いどころを整理してから組むと失敗しません。僕の会社での具体的な使い道はClaude Codeの活用事例の記事に、パソコンを閉じても動く仕組みづくりはヘッドレスモードの記事とAIエージェントの作り方の記事に書いています。社内への導入を相談したい場合はウラカタのサービス一覧もご覧ください。
よくある質問
Claude Code専用のスマホアプリはありますか?
ありません。普段のClaudeアプリ(iOS・Android)の「Code」タブから使います。クラウドセッションもRemote Controlもこのタブにまとまっています。iPadも同じiOSアプリです。ログインはClaude Codeと同じclaude.aiアカウントで行います。
Remote Controlは無料プランでも使えますか?
使えません。2026年10月時点の公式ドキュメントでは、Remote Controlが使えるのはPro、Max、Team、Enterpriseです。APIキーでのログインには対応していません。TeamとEnterpriseは、組織のオーナーが管理画面で機能をオンにしてから使えます。
Macを閉じていてもスマホからClaude Codeを動かせますか?
Remote ControlとDispatchでは動かせません。どちらも自分のパソコン上で処理するため、電源が入っていてアプリが起動している必要があります。パソコンを閉じたまま作業させたいなら、クラウドで動くクラウドセッションを使います。こちらは基本的にGitHubのリポジトリが前提です。
スマホからRemote Controlで操作すると使用量は余分にかかりますか?
公式ドキュメントに追加料金の記載はありません。Remote Controlは手元のパソコンのセッションをスマホから操作する仕組みで、作業はふだんのClaude Codeと同じです。クラウドセッションは、ほかのClaude利用と同じ使用量の枠を共有し、計算資源に別料金はかからないと明記されています。
スマホをなくしたらRemote Controlのセッションを乗っ取られますか?
対策はあります。Pro・Maxでも「Require trusted devices」をオンにすると登録済みの端末だけが操作でき、ログインから18時間を過ぎると生体認証を求められます。紛失時はclaude.aiの「Trusted devices」から削除すれば、その端末の資格情報はすぐ無効になります。