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HOW TOInstagram

ショート動画から LINE・予約へ流す導線|プロフィール・ハイライト・固定投稿の整え方

公開 読了 約7分

動画→LINEの導線設計
図版:自動生成

結論

リールが見られても LINE 登録や予約が増えないのは、動画の後ろの「受け皿」が整っていないからです。プロフィールで誰の何かを伝え、ハイライトと固定投稿で疑問を先回りして解消し、ストーリーズで背中を押す。投稿単体で完結させず、行き先を1つに決めて並べ直しましょう。

SNS担当者が今日やること

  1. 1LINE 登録と予約のどちらをゴールにするか1つに決め、プロフィールの自己紹介とリンクの1番目をそのゴールにそろえる
  2. 2初めて来た人が聞きたい質問を5つ書き出し、ハイライトと固定投稿で答えが見つかるように並べ替える
  3. 3次のリール1本のキャプション末尾に「詳しくはプロフィールのリンクから」など次の一歩を1つだけ書く
目次
  1. なぜ大事?
  2. やり方
  3. よくある失敗
  4. SNS担当者はどうすればいい?
  5. ウラカタ視点
  6. まとめ

なぜ大事?

リールは、知らない人に見つけてもらうための場所です。Instagram は公式ブログ「Instagram Ranking Explained」(2023年5月31日公開)で、リールで表示されるものの大半は、見る人がフォローしていないアカウントの投稿だと説明しています。つまり、リールを見た人の多くは、あなたの会社やお店をまだ知りません。

一方で、同じ記事によると、ストーリーズに表示されるのは、その人がフォローしているアカウント(と広告)です。順番を決めるときには、その人がそのアカウントのストーリーズをどれくらい見ているか、いいねや DM でどれくらい反応しているか、といった履歴が手がかりになると書かれています。リールは「初めまして」、ストーリーズは「いつもの人」に届く場所、と役割がはっきり分かれているわけです。

ここから言えるのは、リール1本で LINE 登録や予約まで持っていくのは無理がある、ということです。ウラカタの運用方針でも、ショート動画で認知 → プロフィールで興味 → ハイライト・固定投稿で理解 → ストーリーズで日常接触 → LINE・予約ページへ、という流れを基本にしていて、「投稿単体で完結させない。必ずどこに流すかを設計する」をルールにしています。再生数が伸びても成果が増えないアカウントの多くは、動画ではなく、この「動画の後ろ」で取りこぼしています。

Instagram for Creators のプロフィールのページも、プロフィールを「あなたのことを知ってもらうための最適な手段」と位置づけ、自己紹介・プロフィール写真・ハイライトを常に最新に保つよう勧めています。

やり方

1. ゴールを1つに決める

最初に、この導線の行き先を1つに決めます。LINE 登録なのか、予約ページなのか、応募フォームなのか。全部を並べると、初めて来た人はどれを押せばいいか迷います。

ウラカタでは、迷ったら相談のハードルが低い LINE をゴールにします。予約が埋まりやすい人気店なら予約ページを1番にしても構いません。

2. プロフィールで「誰の・何の・次に何を」を伝える

リールから来た人がプロフィールを見るのは一瞬です。自己紹介の数行で、次の3つが伝わるかを確認します。

  1. 誰の(店名・会社名・どんな人がやっているか)
  2. 何の(何を提供していて、どんな人に向いているか)
  3. 次に何を(LINE で何がもらえる・何ができるか)

「次に何を」が一番抜けやすい部分です。「LINE はこちら」だけでなく、「LINE で空き状況をお知らせ」「LINE で無料相談」のように、登録すると何が起きるかを書きます。

3. リンクはゴールを先頭に置く

プロフィールのリンクは、手順1で決めたゴールを一番目立つ位置に置きます。複数のリンクを並べられる場合も、使っていない古いリンクや、ゴールと関係のないリンクは外しておきましょう。なお、登録できるリンクの数などの上限は、本記事では公式ヘルプで確認できなかったため扱いません。設定画面で確認してください。

4. ハイライトを「初めての人向けの説明書」にする

ハイライトは、自己紹介やプロフィール写真と並んでプロフィールの顔になる場所です。Instagram for Creators のストーリーズのページでは、ハイライトのツールを使うと、視聴者が本当に見たがっているものを表示できると説明しています。

ハイライトは「思い出のアルバム」ではなく、初めて来た人の疑問に答える説明書として並べます。おすすめの並びは次のとおりです。

  1. はじめての方へ(何の店・会社か、どんな人に向いているか)
  2. メニュー・料金
  3. 予約・LINE の流れ(登録すると何が届くか)
  4. よくある質問
  5. お客様の声・実例

左から見るほど不安が消える順番にするのがポイントです。同じページで Instagram は、新しいコンテンツでハイライトを定期的に更新するよう勧めています。料金や営業時間が古いままのハイライトは、信頼を落とす原因になります。

5. 固定投稿は「初めての人に最初に見せる投稿」に絞る

プロフィールの上部に固定(ピン留め)する投稿は、フォロワー向けのお知らせではなく、リールから来た初見の人に向けて選びます。ウラカタでは次の組み合わせを基本にしています。

  • 自己紹介・サービスの全体像が分かる投稿
  • 一番伸びたリール(来た人が「あの動画の人だ」と分かる)
  • LINE 登録や予約で何が得られるかを説明した投稿

固定できる件数の上限は本記事では扱いませんが、「初めての人が最初に見るべきもの」から順に入れる考え方は同じです。

6. リールのキャプションで次の一歩を1つだけ言う

動画の中身がよくても、見終わった人に次の行動を伝えなければ、そのまま次のリールへ流れていきます。Instagram for Creators も、キャプションで行動を促すよう勧めています。

キャプションの最後に「料金はプロフィールのハイライトにまとめています」「空き状況は LINE で配信中。プロフィールのリンクから」のように、次の一歩を1つだけ書きます。複数のお願いを並べないこと、プロフィールの中の言葉(ハイライト名・リンクの名前)と表現をそろえることが大事です。

7. ストーリーズで「いつもの人」の背中を押す

フォローしてくれた人には、ストーリーズで日常的に接触します。ウラカタの運用方針では、ストーリーズの役割を「日常接触と、予約や LINE への導線」としています。価値のある情報(よくある質問の答え、失敗しないためのコツ)と、日常(現場の雰囲気、スタッフの人柄)を混ぜながら、ときどき「今週の空き枠」「LINE 限定のお知らせ」のような背中を押す投稿を入れます。

8. どこで止まっているかを数字で見る

最後に、リールの再生、プロフィールまで来た人、リンクを押した人、LINE 登録・予約の数を週ごとに並べ、どの段で減っているかを見ます。再生は多いのにプロフィールに来ないなら動画とキャプション、プロフィールまでは来るのにリンクが押されないなら自己紹介とハイライト、というように直す場所が決まります。

よくある失敗

リンクが「リンクまとめページ」の先で迷子になる。 リンク先にさらに10個のボタンが並んでいると、初めての人は選べずに閉じてしまいます。ゴールのボタンを一番上に、目立つように置きましょう。

ハイライトが時系列の思い出になっている。 「2024夏」「イベント」「日常」のような並びは、初めての人には何が入っているか分かりません。「料金」「予約の流れ」「Q&A」のように、中身が分かる名前に変えます。

固定投稿が古いキャンペーンのまま。 終わったキャンペーンや季節外れのお知らせが一番上に残っていると、「動いていないアカウント」に見えます。月に1回は見直しましょう。

動画とプロフィールの話がつながっていない。 リールは採用の話なのにプロフィールは商品の宣伝だけだと、来た人は離れます。伸びているリールのテーマに合わせて、自己紹介やハイライトの順番を調整します。

SNS担当者はどうすればいい?

ゴールを1つに決め、プロフィールをそろえる

LINE 登録と予約のどちらを一番の行き先にするか決め、自己紹介の最後の一文とリンクの一番目をそのゴールにそろえます。自己紹介に「LINE で何が届くか」を一言足すだけでも、押される理由が生まれます。

初めての人の質問5つで、ハイライトと固定投稿を並べ替える

お客様や応募者からよく聞かれる質問を5つ書き出し、その答えがハイライトか固定投稿のどこかで見つかるかを確認します。見つからない質問は、次のストーリーズで答えてハイライトに入れます。

次のリールのキャプションに次の一歩を書く

次に出すリールのキャプションの最後に、「詳しくはプロフィールのリンクから」のような一文を1つだけ入れます。言葉はプロフィールのハイライト名・リンク名とそろえてください。

ウラカタ視点

導線の形は同じでも、業種によってゴールと固定投稿の中身は変わります。ウラカタでは次のように使い分けています。

飲食店・店舗は、予約ページか LINE の空き状況配信がゴールです。固定投稿には一番伸びた料理のリールとメニュー・料金を置き、ストーリーズでは「今日の仕込み」「今夜の空き」のように来店のきっかけを日常的に出すのが効きます。

美容・クリニックは、いきなり予約より LINE での無料相談をゴールにした方が流れやすい業種です。ハイライトには施術の流れ、料金、よくある質問、症例を並べ、来院前の不安を先回りして消します。ストーリーズは毎日に近い頻度で、価値提供と日常を混ぜて接触を続けるのがウラカタの基本方針です。

採用 SNSは、応募ではなく LINE やカジュアル面談をゴールにして入口を下げます。リールで現場の空気を見せ、ハイライトに「1日の流れ」「先輩の本音」「よくある質問」を置くと、求人票では伝わらない部分を補えます。

士業・専門職は、相談の入口を LINE にするのが基本です。ハイライトに「相談の流れ」「費用の目安」「こんな相談が多いです」を置くと、問い合わせの心理的なハードルが下がります。

どの業種でも、ウラカタは再生数だけでなく、プロフィール遷移と LINE 登録・予約・応募までを一続きで見ています。

まとめ

リールは知らない人に見つけてもらう入口で、成果が生まれるのはその後ろです。ゴールを1つに決め、プロフィールで「誰の・何の・次に何を」を伝え、ハイライトと固定投稿で初めての人の疑問に答え、ストーリーズで背中を押す。動画を増やす前に、まず受け皿を整えましょう。

よくある質問

リールの再生は伸びているのに LINE 登録が増えないのはなぜ?

動画を見た人がプロフィールに来ても、誰の何で、次に何をすればいいかが分からないと離れます。動画より先に、プロフィールとハイライトの受け皿を見直しましょう。

ハイライトには何を入れればいいですか?

初めて来た人が聞きたいこと(料金、場所、流れ、よくある質問、お客様の声)です。Instagram も、ハイライトを新しい内容で定期的に更新するよう勧めています。

Sources(出典)

  1. 公式Instagram Ranking ExplainedInstagram Blog・公開 2023-05-31・確認 2026-10-07
  2. 公式プロフィールInstagram for Creators・確認 2026-10-07
  3. 公式ストーリーズInstagram for Creators・確認 2026-10-07

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